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079 翻弄
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グズグスな状態になりながらもハリルに縋る。
「ぅえっ……ぁっ……」
また中で実が産み落とされ、ハリルの背に回した腕に力を込めた。
「んっ……」
「イズミは……よく私を煽るな……」
急に声色が低くなったハリルに、ぎゅっと抱きしめ返される。
「んぅっ……んぁあっ! あああ!!」
ズルリと、セシルの花が抜ける感覚。
「はぅっ……ん……」
抜いて欲しい、やめて欲しいと縋ったはずなのに、再び襲う強烈な快楽に身体が仰け反る。
「ふぁっ、ハリル……」
何かが、おかしい。
花が抜けても後肛の異物感はまだ拭えない。
「ぅんっ……あ……まだ、実が……ひぁ!?」
ドロリと、後肛から何かが大量に溢れてくる。
「ひゃぁっ……なにっ……?」
その感触はまるで、粗相をしてしまったかのようで気が咎める。
「なに……? ハリル、これ……」
太ももを、黄色い液体が伝う。
その流れる汁の感覚で、再び全身が総毛立つ。
「実を奥で弾けさせた」
(奥で……?)
漏れる液体は不快だけれど、確かに腹の異物感は消えていた。
「ハ……リル?」
これで本当にもう、解放されるのだろうか。
ベッドへと身体を倒されると冷んやりと冷たいシーツが背に触れた。
(え……?)
未だ液が溢れる後肛に、また何かが触れる感覚。
「ハリル……何して……」
目の前の光景が理解できない。
今陥っている状況に、目を疑う。
セシルの花より、僕の腕より、太い……完全に勃ち上がってるハリルのそれを――――
「や……!」
「大丈夫だ。加減はする」
(加減……? って、まさか……)
「ひっ!!」
ハリルの意図を察して、彼の手から逃れるため、ベッドを後手に這い上がる。
(だめ……そんな……)
「ハリルっ!!」
超えてはいけない一線を、今、越えようとしているのだ。
「やぁっ!!」
必死に暴れて、どんなに逃げようとしても、両脚をがっちりと押さえ込まれてて思うように動けない。
「やっ! やめっ!! ハリルっ!!」
彼の猛ったモノの先端が、無理矢理そこに押し込まれてくる。
「無理っ大きすぎっ! 無理ぃ!!」
「かなり解したのだ。痛くはないだろう……?」
「ひぃっ……!!!」
言われた通り、痛みは全く感じない。
――――それでも恐ろしいことには変わりない。
「やっ……やぁあっ……!!」
凄まじい圧迫感。これからあきらかに僕の許容範囲を超えているものを、受け入れなければならないのだ。
「ぁっ……ぁあっ……」
ズブリと、押し込まれるハリルの先端。
言葉の抵抗すらも、まともにできなくなっていた。
「ぅ……ぁあ、おっき……っ! おっきぅああ!」
グイッと腕を掴まれ、引き上げられる。
「ひいっ……!」
突入途中のまま、強引に身体を動かされる。
簡単に軽々と動かされるが、その振動が身体を馳しる衝撃は凄まじい。
「あっ……ああ……」
ベッドに腰掛けるハリルの上に、跨るような形で抱きかかえられる。
快楽と恐怖ですくむ身体を支えるのは困難であった。
そんな僕に気もとめず、「腰を落としてみろ」とハリルは告げた。
「ぅ……ぁあ……」
「自分で入れた方が楽だろう……?」
無理矢理開かされている太腿が痙攣する。
(な……に……?)
ギチギチに広げられている後肛の感覚。
ゾクゾクと痺れが奔る。
濡れそぼったそこは、少しでも体重をかけただけで男のモノを飲み込んでいく。
「いや……いやぁっ……」
夜な夜な忍び込まれ、作り変えられた身体は快楽に疼く。
(だめっ……これじゃぁ……)
襲いくる猛烈な悦楽に必死に身体を支えて抗う。
しかし、巨大な男を跨いでいるせいで脚に力が入らない。
「ぁ……ああ……やっ……はいっちゃ……ひぁあっ!!!」
抱きしめられるように身体を上から押さえ込まれ、ずぷりとハリルのモノが入り込んでくる。
「やぁああっ!!」
――――近くで見るハリルの目。
なおも押さえつけられ、痺れるような悦楽に身を竦める。
なんて――――
(綺麗……)
「んぅっ……!」
(キス、して欲しい……)
至近距離で見上げる彼の唇。
けれど体格差があり過ぎて、このままだと彼には届かない。
(キスしたい……)
彼の肩に手を置いて、力の入らない身体を懸命に伸ばす。
入っていたハリルのモノが、ズルリと抜ける……その瞬間に――――
「んぁあああああ!!!!」
「逃げる気か……?」
グイッと強く引き戻され、ハリルが僕の身体を押し付けたのだ。
太い楔で奥まで突かれ、一瞬頭が真っ白になる。
「ぃやぁっっっ!! やぁああぁぁあああ!!」
「まだ半分も入っていないぞ?」
呼吸も整わないうちに肩をさらに押され、僅かに体勢を整えて奥へ奥へとハリルのモノが入り込んでくる。
(違うっ……違うのに……っ!)
「イッっ!! ひぃぃい!!」
「凄い乱れようだなイズミ……いい所を掠ったか?」
僕が戦慄いた所をもう一度刺激するために、少し引き抜き、擦り付けるように再び挿入してくる。
「ひぃーーーっ! ひぃぃーーーっっ!!」
何度かその動作を繰り返される。
「ーーーっ!!!」
刺激の強さに全身が震え、あまりにも太いものに良い所を突かれる快楽に、声すらも出すことができない。
「……っ!! ふぁあっ!!」
耐えることなどできず、もう何度目かもわからない精を放つ。
精を吐き出すほどに、与えられる快楽は強烈になってくる。
幽閉室で初めて彼に受けた手淫が、どれほど生易しいものだったのか……今になってようやくわかった。
チカチカと、目の前が点滅する。
過度な快楽とまともにできない呼吸のせいで意識を失いそうだ。
瞼が重くて開いてはいられなかった。
ぼんやりと、遠のく意識。
(も……無理……)
完全に落ち、暗闇に沈みかける――――
その時、スンッと……刺激的な香りが鼻腔をくすぐったことで引き戻される。
「ぇ……?」
落ちかかっていた意識が、急に冴える。
パァッと、目の前が明るくなった。
それは驚くほど、唐突に。
朦朧とする意識も、落ちる寸前の意識も、まるで嘘のように……。
「ど、して……?」
ハリルの手にあるのは――――セシルの、花。
(もしかして、気付け薬みたいな効果もある……?)
「なんで……」
僕の疑問には答えぬまま、ハリルは萎えてしまっている僕のモノを再び擦りあげた。
「やっ……も……」
達したばかりで敏感なソコを、今回は異常なほど、執拗なまでに擦りあげられる。
「やっ……やだっ……」
限界に広がった後ろの抽送も休むことなく、僕の弱い所を刺激し続ける。
「やぁあ……もっ、やめっっ……んぁっ! ぁぁあ!!」
繰り返されていくうちに、簡単に僕のモノは硬さを取り戻してしまった。
「やぁ……もぉイキたくないぃ……ひぃいっ! ぁぁあ!」
過ぎる快楽。
「ぁ……!! んぅ……!!」
こんなに短時間で、何度も射精を強要される。
「はぁっぅっ……やぁ……」
巧みな手淫は抽送も相まってすぐに僕を絶頂へと誘う。
もう何も出ない――そう思っても僅かな精液が飛び散る。それでもなお彼は止まらない。
「イッたっ……イッたからもぉ……」
吐精しても離されず、連続で先端を擦られる。
「やめっ……! ぁあっ……!」
達したばかりで敏感な亀頭を捏ねられ、制止しようと力の入らない手で、僕のモノを弄るハリルの手を掴んだ――――その時、自身のモノから、ピュッピュッと透明な飛沫が飛ぶのが見えた。
「ひゃあっ! ぁああ!!」
「ククッ……凄いな」
自分の身体が自分のものとは思えないほど翻弄される。
「やだっ……やぁあっ!!」
漏らしているのとは違う、精液とも違う――その飛沫が撒き散る事に、恐怖を覚える。
壊れてしまったのだ。
きっと、おかしくなってしまったのだ。
「やぁぁっ! 怖いっ!! 怖いぃい!!」
「大丈夫。ただの潮だ」
恐怖を訴えてもなお、変わらずハリルの手は止まらない。
「ひぃいっ!! ひぃぃいー!!!」
それどころか、彼の手の激しさは増すばかりだった。
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