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最近小説の手を抜いてしまっている件
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「白鳥 空、次男です。よろしくね連君」
にっこりと親しげに白鳥 空は笑った。
空は悧玖と同じくニコニコしていたが雰囲気は違っていた。
悧玖は元気なスポーツ系だとしたら、空は優しい夫主婦系だ。
俺はよろしくお願いしますと言うとまたニコッと笑い、ソファーに座った。
そこからはもう知っている悧玖と夢人が軽く自己紹介をし、最後一人の末っ子だけが残った
「白鳥 司苑」
無愛想な紹介をしてきた末っ子、こいつは見た目がサマーウォーズのカズマに似ている。
これで全員終わったな、と一息つこうとしたら、司苑がいきなり俺に指をさしてきた。
なんだ、こいつ?
「お前の番」
なるほど、俺も自己紹介をしろと、なるほど、まぁいいか適当にすませよう。
全員の視線が俺に当てられ俺は自己紹介を始めた。
「佐々木 連、よろ...」
と、俺は続けようとしたが、突然まだ立っていた司苑が俺の顔に手を伸ばしてきた。
突然だったので、俺は反射的に一歩後ろに下がって手をかわす。
しまった、と俺は一歩下がってから手遅れだが思ってしまった。
こいつは俺の”敵”ではない、それを分かっていても昔からしみ込んでいる避け技が出てきてしまった。
「あっ、ごめん!」
俺はそう言うと、司苑は自分の手を見てグとパーを何回かして「いいよ」っと言ってくれた
「それよりさ、その前髪、どうにかして、イラつく」
「えっ、前髪?」
俺が言うと、司苑は「うん」といい頷いた。
それもそうだろう、こんなに長い前髪はイラつくよな。
俺は少し考え答えをだした
「んー、それはちょっとダメかな」
そう答えると少し間を開けて「そう」と言い、興味を無くしたのかソファーに戻った。
「これで皆ね!」
そう言い蒼は手を一回だけ叩いた
「これから仲良くしましょう!♡」
と、切り上げようとした蒼に俺はこう告げた
「てか、俺再婚の事認めた覚え無いんだけど」
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