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《緩やかな決着》41
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「じゃ…触ってる」
また意地悪に囁いてアキラはテレビをみながら…犬を撫でるような感覚で触り続けている。
「アキラ…」
みずきは困った風に呟くが…
アキラはマイペースに細い指でやんわりと布ごし愛撫を続けている。
そして一時間近くテレビを見て、アキラが見ていた番組が終わる…
「ん、面白かったな、って…」
触れていたみずきの元気なソレへ綺麗な瞳を移す…
「……全然萎えないのな…」
ちょっと感心して言うアキラ。
「…それは、アキラが触ってるから」
つい言い返してしまうみずき。
結局、無理矢理離せとは言えず…
アキラが自分ので遊んでいる間、呼吸が上がらないよう頑張りながら過ごしたみずき。
正直テレビどころではなかった…
「…てか、リッツも起きねーな…」
アキラはみずきの膝上で寝てるリッツにも感心する。
「……」
みずきの片膝を枕に休む犬リッツ…
「案外、寝たふりだったりして…」
クスッと笑うアキラ…
「え…」
「みずきをいかせないように…」
綺麗な顔を微笑させながら、そんなコトを言う…
「……」
アキラだけじゃなく犬たちまでに遊ばれているのだろうか…
沈黙してしまうみずきだが…
「ふ、そんな訳ないよな…リッツ!」
また軽く笑って犬のリッツの頭を撫でて起こすアキラ…
呼ばれてリッツは、ようやくお目覚め…
みずきを飛び越してアキラの足下へ擦り寄る…
やっと身体が動かせるようになって、ほっとするみずき…
待て状態が長かったので、一刻も早く寝室へ移動したかったが…
アキラは寄ってきた犬を撫でて…
「ごめんな、寝てたのに…」
そう優しく言っている。
「アキラ…」
みずきは横からそっとアキラの可愛い唇にキスを落とし…気を引く…
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