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《最後の夜》7
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みずきは、アキラが笑顔で見送ってくれたことには安心するが、やはり触れられないのはつらいと心の片隅で思ってしまう、しかしアキラの意志を無視してまで強引にはなれない。
心を切り替えて仕事に向かうしかない。
みずきを送り出して、アキラは考える。
一緒にいて触れないでいるなんてこと、出来るわけないんだよな…
けど、普通に触れたら暗示が作用するから…
暗示を無効に出来る方法。
外界の刺激があれば無効にできる、ということは…
風呂に一緒に入って触れるなら大丈夫なんじゃないだろうか…
湯と視覚の刺激で…
SEX中も刺激強いから大丈夫だと思うけど…
その前後で冷静になった時、普通に触れたら暗示が作用してしまう筈。
難しい…
でも出来るならみずきとやりたい…
みずきが喜ぶことを叶えてあげたい。
風呂で暗示が作用しないように…
要は普通の状態じゃなく、頭の中が別の刺激で満たされていれば暗示は作用しない筈だから。
そうアキラはみずきの暗示をすり抜けて出来る方法を模索する。
そして時間は過ぎ、0時がきた。
みずきが仕事を終えてもうすぐ帰ってくる。
アキラはみずきが仕事中に少し仮眠して、起きて風呂を沸かして、服を脱ぎ始める。
みずきの帰りを風呂場で待つことにするアキラ。
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