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《暗示の行方》2
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夜の外出に備えて予定を立ててみずきの帰りを待つアキラ。
そうしてみずきが仕事から帰ってくる時間になる。
熱が多少出ているため、日中は無理せず休んでいた…
「ただいま」
時間通りに帰ってくるみずき。
「おかえりー」
笑顔を向けて、みずきには近付かず犬たちの餌の用意をするアキラ。
「今日は変わったことはなかったか?」
みずきはいつものようにアキラのそばに行き体調のことも含めて聞く…
「大丈夫」
アキラは犬の餌にラップをかけ置いておき、今度は散歩の準備をするためみずきから離れる。
「そういえば、買い物に行きたいんだったな、すぐ行くか?」
外出の用意をするアキラを見て聞くみずき。
「ううん、みずきも少し休んでろよ、仕事疲れただろ?」
みずきに触れられないように理由を付けて離れようとするアキラ。
「いや、俺は平気だが…」
みずきはアキラの手伝いをしようと声かけるが…
「メアリーたちの散歩いってくるから休んでな」
犬たちを呼んでリードに繋ぎながらみずきに言う。
「あ、なら一緒に…」
当たり前のように言うみずきだが…
「いいから待ってろって」
首を振り断りながら靴を履くアキラ。
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