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ニュー・ワー 3
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「...あ。ずっと疑問だったんだけどさぁ、なんで恋って彼女作んねぇの?」
恋みたいな男だったら女なんて選り取り見取りだということは、なんとなぁく誰でも予想がつくだろう。
たとえば恋が「俺は熟女が好きなんだぁ!」なんて言ったとしても、どんな無茶ぶりだってそのなんとなぁくで受け入れられてしまうような気がする。ほいほい恋の望む女がこう...わらわら集まってくるイメージ...あ。いや、あくまでたとえばの話だけどさ、恋にまで特殊な性癖刷り込んで決めつけたらここら一帯の女子全員敵にしかねないしひとつの仮説、本気にしないでくれよ...?
まあとにかく俺以外にも気になってるやつは少なからずいるだろ、なんでまた断り続ける?って。
「あー...。ちゃんと理由はあるんだけど...うーんと...いずみ、笑うかも...」
「え、なになに」
「俺...ファーストキス、まだでさ。そのっ、女々しいかもしんないけど初めては好きな人とがいいっていうか...」
....はっ?
え、いや。...はぁっ?
恋が照れ照れしている。
つまりそれは...あれか?そこらの女にバージンを捧げるのはピュアピュアな心が泣いてしまうから...みたいな?
ま、まあ確かに恋ってピュアっぽいけどな、イケメンなのに全然すれてないっていうか...俺にとってはほぼ神も同然だし、善人なのは証明されてるから頷けなくもないんだけどさ...なぁぁぁんか、とってももったいない気がする...
「ア"ッ!それは引いてる顔だな!?!」
「引いてねえよ別に!ていうか俺が引ける立場でもないだろ...。やぁそうかぁ恋も童貞だったのかぁ」
「純な心は忘れたくないんだよ〜。恋愛なんて俺にはまだ早い気がするもん」
「コイを知らないレン...ははーんにゃーるほーどにぇー」
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