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欲求不満である
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しばらく女の子も抱いてない
性欲があらぬ妄想を膨らます
岬を組み敷き、俺のモノで喘がせたい
俺でしか感じないようにしたい
縄で縛り上げ、そのふっくらとした肢体に痕を残したい
身体中に、赤々と残る俺の印を刻みたい
「おーい、田上?目が血走ってるよ」
「いや、ちょっとね」
「欲求不満?」
「気味かな」
「珍しいな。前はヤリまくってたのに」
「人を節操なしのヤリチンみたいに言うな」
「え?ヤリチンだろ?穴があれば入れるだろ?」
「今は違う!」
「そんなに鈴井がいいの?」
「変かな」
「いや、恋愛なんて異性同性関係ないと思うタイプだから、変だとは思わないよ。でも、誰彼構わずやってたお前がねー…誰か一人に心奪われるなんてな。人間わからないもんだな」
「俺だって、こんなの初めてだからどうしていいのか分かんねーよ。確かに、ヤりたいよ。でも…なんか違うんだよな」
「よくわかんねーけど。テキトーに自分で抜いとけよ。襲ったりしないように」
「だなぁ…」
今日は、岬は学校を休んでる
担任によれば、風邪だとか…
帰りに家に寄ってみようか…
あっ、俺岬の家知らねー
とりあえず、メールしてみようかな
《風邪だって聞いたけど、大丈夫か?お見舞いとか行こうか?》
「送信…っと」
早く会いたいな
教室の片隅で、そんなことを思った
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