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前室で…
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俺が言った事を覚えていてくれたのか…
岬の手料理食べたいな…
会いたいよ
会って、岬を抱き締めたい
検索は、それしか見当たらなかった
お気に入りに登録して、スマホを閉じた
「俺も、頑張ろ」
「どうした?愛しい人見つかった?」
「ん、多分…」
「本当に⁉︎」
「何?どうした?」
「岬君だっけ?見つかったって」
「おお?マジで?」
「まだ確定じゃないよ…でも、たぶんそう」
「会いに行かないの?」
「住所知らないし…その記事にも、書いてなかった…ねぇ、兄貴…九州でイベントとか無いの?」
「うーん、今の所都内だけなんだよなー今年中には、店舗増やすからオープンイベントとかはやると思うけど…九州も一つあったような」
「本当⁉︎それ、俺行く!絶対行く!」
「でも、まだ半年以上先だぞ?探偵とか雇って調べた方が早くね?」
「自分で見つける。ズルはしない」
「じゃあ、早めに予定立てるようにするからな」
「ありがと」
少しだけ、岬に近付けた
今、どんな生活をしてるんだろうか
どんな背格好をしてるんだろう
あの頃より、細っそりした指
無理してないかな…
ちゃんと食べてるかな
病気や怪我はしてないだろうか
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