アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
浴室で3
-
「高志は?」
「俺?高校は死ぬ気で勉強して卒業したと同時に、兄貴のアパレル会社の専属モデルになった…それと、公表はしてないけどデザイナーもしてるよ。独学だけどね。しばらくは、デザイン書いてメシ食ってた。モデルって言っても、無名のど素人だからさ…イベントとか呼ばれるわけじゃないし。結構辛かった…でもさ、岬が半年に一度手紙くれただろ?あれ見て頑張った。その間、ずーっとネットとかさ、名前検索したりした」
「検索?」
「だって、住所はもちろん、県名すら書いてないんだもん…探す手立てが無くて…でも、いつだったかな…あるブログ見つけてさ。これ、絶対岬の事だって思った。それから3ヶ月位後かな…雑誌に載ってるの見つけて…嬉しくてさ。もう、どうにかなっちゃいそうだった。今直ぐにでも行きたいけど、仕事放り出す訳にいかないし…兄貴に頼んで、今回のイベント入らせてもらったの。手紙もさ…結構悩んだんだ。何書いていいのか分かんなくて…平凡な事しか思い浮かばないの」
「あれ、嬉しかった。直ぐに高志だってわかったよ…だから急いで返事書いた」
「うん、返事来た時部屋のリビングでガッツポーズしたし。で、こっち来てさ。コーヒーショップ行った帰りに見つけた…全然俺に気付かなくて…思わず後ろからこうして抱き締めた…やっと見つけたって」
会えた嬉しさなのか、こうして裸で抱き合っているからなのか、涙が溢れる
「高志って、意外に泣き虫だよね?」
「なんかなー…岬相手だと、涙腺弱いみたい。ごめんなーこんな男で」
「俺は、嬉しいよ…そういうの隠さないで全部見せてくれる所とか」
「そう言えばさ、岬は1人でした?」
「そりゃ、そうなれば…」
「想像するのは?俺だよね?」
「…バカ」
「俺は、岬だったよ。あの日の事思い出した…苦しそうにしながら俺の咥えて、嬉しそうな目して俺の事見てる時の事…今でも、あの感覚は忘れられない」
「あー、もー、恥ずかしいから」
「可愛い」
肩にかぷりと噛み付いた
俺の跡を残したくて
「なぁ…岬は今一人暮らしなんだよな?」
「うん」
「岬の住んでる家…見てみたい」
「え?」
「え?ダメ?」
「ダメじゃないけど…」
「けど?」
「片付けないと…」
「気にしないよ?俺の部屋も、大概汚いわ」
「来たいの?」
「うん、行きたいです」
「分かった…明日連れて行ってあげる」
「楽しみー。あっ、今度岬が休みの時、俺の部屋にもおいで」
「本当?」
「あぁ、散らかってるけどな」
「行く!絶対」
振り向いて、しがみつかれた
耳立てて、尻尾振ってる犬みたいだな
そーっと、お尻を撫でた
「1人で、ここ使った?」
「ふっ、や…してない」
「だろうなー前は、キュって感じだったのに、ギューって感じになってたもん」
「その表現、よく分からない」
「ちょっと指出してみ?」
岬が人差し指を出した
「前のはこんな感じ」
軽く握るようにして、キュッと握った
「んで、今回のがこんな感じ」
力を入れて、ギュッと握った
「そんなに違うの?」
「うん、でもさっき上手に洗えたから、少しは解れたよ。ほら、簡単に指入っちゃう」
指をアナルへと入れると抵抗無く入った
「ほら、痛くないだろ?違和感も少ないと思うよ?って、なんで腰振ってるの?」
「ンッ、あっ」
「気持ちいいんだ?」
「はぁ、高志…」
「その先は、ベッドでね…ほら、逆上せちゃうからそろそろ上がろう」
脱衣所で互いの身体を吹きあった
腰にそのままバスタオルを巻いた
「じゃあ、行きますか?よいしょ」
岬を横抱きにしたまま主寝室へとむかった
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
49 / 626