アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
目覚め
-
身体が重い…
寝苦しい…
目を開け辺りを見回すと、腕枕で寝ていた岬が何故か俺の胸を枕に寝ていた
こんな目覚めも悪くないな
起きないようにと、ゆっくり頭を枕へと下ろしベッドをおりた
下着姿のまま、リビングのカーテンを開け放った
ここ最近雨ばかりだったのに、今日はからりと晴れている
暑くなりそうだな
エアコンをつけ、キッチンへ向かい冷蔵庫を開けた
食材はいくらでもある
何を作ろうか…
ここへいる間は、俺が料理を作る事を決めていた
卵に牛乳、バターにパンを取り出す
手際よく混ぜ合わせ、パンを浸した
サラダも添えようか…
レタスを手でちぎり、キュウリとトマトを包丁で切り並べた
粉チーズは、食べる直前がいいか…
フライパンを火にかけ、バターを入れてパンを焼いた
火加減に気をつけながら焼き色をつけ皿に並べる
メープルシロップを取り出し、テーブルの上へと朝食と共にならべた
「奥さんでも起こしますかね」
寝室へ戻ると、岬はまだ夢の中
肩をゆすっても、なかなか起きない
ガウンの前を開き、岬の上へと馬乗りになり、ゆっくりと指先で敏感なところを優しくくすぐった
「ん、あっ」
寝ていても、声は甘い
「ほら、奥さん…起きないと、襲っちゃうよ」
「んー…眠い」
「岬?おーい」
一度薄っすらと目を開けたが、また閉じた
仕方ないな
下着をずらし、朝勃ちのペニスを咥えた
下を滑らせるようにカリを刺激する
「あっ、うぅん…」
手で竿を握り上下に扱き、チューっと先を吸い上げた
「はぁ…ん、あれ…何?」
俺を見つけた岬の目が見開いて、口をぱくぱくと鯉のように動かしていた
目線だけを向け、口淫は止めずにいた
ジュブジュブと音をさせ、挑発するように目線を向ける
「だめっ、出ちゃう…んっ、あぁん…イくっ」
ベッドの上で、岬の身体が跳ねた
口の中へと放たれたモノを飲み干した
「岬、おはよ」
「おはよう…」
「朝ご飯出来てるよ。顔洗っておいで」
「うん…」
岬を送り出し、ベッドのシーツを剥がし新しい物に替え、洗濯機に放り込んだ
リビングへ戻り、サイフォンを取り出しコーヒーをおとす
「本格的だね」
「これね、行きつけの喫茶店のマスターがくれたの。仕事忙しくて、コーヒー飲みにも来れないよって愚痴ったら(笑)豆も、マスターが焙煎したの分けてもらってるんだ。ほら、座ってていいよ。もう少しで出来るから」
岬は、トコトコと音を鳴らして歩く人形のようにダイニングテーブルへと向かい、椅子を座った
コーヒーをお揃いのカップに入れて目の前に差し出した
「どうぞ」
「ありがとう。いただきます」
「いただきます」
パクッと口へ入れ、頬を緩ませた
「んー美味しい」
「そっか、良かった」
そう言えば、寝室の壁については何も言わないな…
気付いてないのだろうか?
まぁ、後で気づくだろう
反応が楽しみだ
コーヒーを飲み干し、岬が食べ終わるのを見つめた
それに気付いたのか、目を伏せ食べ始めた
口の端に付いたシロップを指で拭い、自分の口へと運んだ
「ん、美味しい」
「もう、やる事いちいちイケメン過ぎ」
「なんだそれ(笑)」
「俺だけ…」
「ん?」
「そういうのは、俺だけにして…」
「うん。岬だけだよ」
立ち上がり岬の側までいくと、屈んで岬の唇をペロリと舐めた
「こういうのも、岬だけ…」
「うん」
頬を染め、俯く岬の髪をくしゃくしゃの撫でた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
75 / 626