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四男 美津
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「最後が、四男の美津。24歳で、今は漁師だっけ?」
「おぅ、漁船乗ってる」
「漁船ですか?じゃあ、新鮮なお魚とか食べ放題ですね」
岬の目がキラキラしてる
「まぁな…でも、食べ飽きてるから肉の方が食べるぞ」
「そうなんですか?勿体無い…」
「今度、送ってやるよ。こいつにでも住所聞いておくから」
「良いんですか?わぁ、嬉しいなぁ」
「お、おぅ…任せとけ」
「美津兄?惚れるなよ」
「は?ば、馬鹿言ってんな!お、弟の恋人に手なんか出すかよ」
「どもってるし…」
「う、うるせーぞ」
「無駄に黒いし」
「それ、関係ねーだろ」
「熊かと思ったわ」
「海の上にいるんだから仕方ないだろ」
「そうだよ…漁師さんて、大変なんだよ?」
「そうだよ。漁師は大変なんだ」
「な、なんだよ…2人して」
「毎日美味しい魚が食べられるのは、漁師さんのおかげなんだよ」
「食材絡むと、容赦ないな…」
「これでも料理で仕事してるからね」
「だね…これからは、もっとありがたく食べさせてもらいます」
「岬君は、良い子だなぁ。弟なら、岬君が良かったな」
「え?酷くない?俺いらないの?」
「いらないとは言ってないだろ?」
「言ってるようなもんだろうが」
「ようでも、直接は言ってねーだろうが」
昔は、もっと優しかったのにな…
ちょっと寂しい
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