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洗濯機の中
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目の前には洗濯機…
フタを開けると、それはあった
さて、どうしたものか───
もうかれこれ10分位、それを見つめている
やっぱり、したら変態と言われるだろうか…
触りたい
匂いを嗅ぎたい
もうそう思ってるだけで、十分変態だと思う
よし、俺は変態でいい
自分を納得させて、手に取った
ん?
手に取って、思った
これ、新品じゃね?
何で洗濯機に入ってる?
もしかして、騙されたの?
携帯を取り出し、朝の5時だと言うのに電話を掛けた
「…もしもし?」
「あのー俺ですけど」
「ん?どちらの俺?」
「俺は俺だ」
「詐欺なら間に合ってますよ…」
「彼氏の声も忘れたのかよ」
「ん?高志?朝早くにどうしたの?」
「岬さん…確認したい事があるんですが」
「なぁに?」
呑気になぁにって…
「昨日話してた下着の件ですが…」
「下着?………ん?あっ、思い出した」
「で、ですね…どーみても新品なんですけど」
「ぷっ…」
「騙したなー!!」
「ごめんごめん…でも、一回は履いたよ。サイズ間違えたのか大きかったんだよね。だから、それを置いてそれまで履いてたの履いて帰ったの」
「はぁ」
「期待したの?」
「ええ、しましたよ!そりゃ、こっちはそれで如何わしい事しようと考えてましたよ」
「それはごめんね。でも、ちゃんと履いたやつだよ」
「岬の匂いがしない…」
「ものの数秒で脱いじゃったからね…てか、嗅いだの?」
「そりゃ、如何わしい事しようとしてたんだから嗅ぐよ!」
「変態」
「あぁ変態ですよ!つか、一昨日岬が熟睡してたから出来なかったんだもん…」
「んー、じゃあさ…俺が使ってた枕は?」
「あ、それがあるか!ナイス岬」
「いいえ(笑)これから仕事なの?」
「いや、洗濯機回そうと思って帰ってきただけ。仕事は昼からだから」
「そっか。じゃあ、洗濯頑張って」
「おぅ、頑張ります」
「使ったら、枕カバー洗っておいてね?(笑)」
「お…おぅ」
電話を切り、手にしていた下着を洗濯機に放り込んだ
枕か…思い浮かばなかった
寝室へ向かい、ベッドにダイブした
鼻から息を吸い込む
微かに岬の匂いがする
変態ですよ?何か?
俺、イケメンの設定だったのに…
なーんて事を思いつつも、枕に手を伸ばす
ギューっと顔を埋め、匂いを嗅ぐ
「岬の匂い…」
枕カバーを外して、枕を顔に押し付ける
枕カバーは、想像通り…
完勃ちしたペニスに纏わせる
布の擦れる感じが、くすぐったい
上下に扱きながら、枕の匂いを嗅ぐ
「ん、岬…岬っあっ、イくっ」
枕カバーに大量の精液を放出した
少し罪悪感
やっぱり俺は変態だ…
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