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side鶴丸国永【R-18】
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「ん・・・ふぅ・・・っ」
一期の脚を開き、秘部に指先をあてがい表面をぐにぐにと弄り、少しづつ柔らかくなる感触を確かめながら指を埋め込んで内壁を擦る。
反対の手で、一期の昂ぶっていた熱を扱いてやると、口元からわずかに熱っぽい息を吐く。
「気持ちいいか?」
そう尋ねると勢い良く首を縦に振る、もどかしそうに自分で腰を動かしているのには、きっと本人は気付いていないのだろう。
熱に触れている部分が利き手ではないから、きっと圧力不足で決定的な刺激が足りないまま、一期は腰を震わせる。
ぐっと身を乗り出し、薄い胸にある突起を舌先で突くと、一期の背筋が撓る。
瞬間的に、一期はぐっと唇を噛み締めて快感に耐える。
俺はそれを邪魔するために、口付けを求めた。
「なぁ一期、君のそれは癖か?」
「え・・・?」
上がった息が整えられないまま、一期は突然の俺の問いに戸惑っている。
「いつも唇を噛み締めているだろう?そりゃあ他の奴らに聞かれたくないっていうのはわかるが、どうにも痛々しくてなぁ」
「あ・・・これは、その。鶴丸殿が・・・」
「ん?俺?」
「私の声なんて、多少高い声が出た所で、やはり男の声でしょう?女性のような可愛らしさはありませんし。それで鶴丸殿が嫌になってしまったらと思うと。つい抑えてしまって・・・」
「君は馬鹿なのか?!」
一期の言葉を最期まで待たず食い気味に叱り飛ばした。
「俺は君が好きだって言ったんだ。そんなこと気にするはずないだろう!?無理に声を張り上げろなんて阿呆な事は言わないが、我慢するような真似はやめてくれ」
キョトンとした顔をして、一期は「はい」とだけ答えた。
「好きな奴の善い声を聞きたくない奴なんているわけないだろ・・・」
「それは・・・とんだ思い違いでしたなぁ」
「俺もだよ。君は、弟達や他の奴らに俺との事が明るみに出るのが嫌でそうしているんだと思っていたからな・・・」
「はは、明るみなら、もう出ているようですから」
「は・・・?」
「今日は薬研に、どうせ朝まで帰って来ないと言われましたし、次郎殿にもここに謝罪に行くといったら含みのある言い方をされましたので・・・」
おそらく、気付いていらっしゃる方はおりますよ、と事も無げに言う、一期。
「そ、そうなのか・・・」
「言われた時は、もう貴方には捨てられた身だと思っておりましたので、返答に困りましたが、明日からは困らずに済みそうです」
一期は明るく笑うと、俺の身体に自身の身をぴたりとくっつける。
「もう、この話は宜しいですか?そろそろ私、限界なのですが・・・」
耳元でそう囁かれては、応えざるをえない。
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