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sheep 黒菅⑴
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烏野との練習試合で宮城に行ったとき一目惚れをした
練習試合の結果なんて正直どーでもよかった
あの子と話がしたい
「あ、のさ、スガくん、だよね?」
「ん?あっ黒尾くんだよね!音駒のキャプテンの!覚えててくれたんだー!」
あぁ…笑ったらかわいい…
美人だし笑ったらかわいいし正直どストライク
その上名前も覚えててくれた
「どうしたの?」
「あ、あのさ、あの、付き合ってほしいんだけど…」
「え、うん、いいよ!そっかー!宮城なんてなかなか来ないもんね!」
「あ、いや、そうじゃなくて…」
「ん…?」
ニコニコと話を進めるスガくん
普通はそう思うんだろうけど、そうじゃない
「えっ…と、その、好き、です」
「ふえっ?!」
ああ…やばい
ほんとにやばい
見たことないくらい耳まで顔真っ赤になって照れてるのが新鮮で可愛くてなんかこっちまで照れる
「え、えっと…俺、どうしよう…どうしたらいいかな。あの、そういうの慣れてなくて…」
スガくんは目を逸らしたまま持ってたタオルで口元を隠した
いちいち仕草にキュンとくる
「あの、今じゃなくていいから、その、返事待ってる…これ、俺の連絡先」
「あぁ、うん…ありがとう…じゃ、じゃあ俺、もう行く、ね」
「引き止めて悪かった。返事待ってるから」
顔を真っ赤にしたままパタパタと走っていく後ろ姿を目に焼き付けた
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