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亜蓮さまリク 影月⑵
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「蛍くんいますか?」
『はーい。どうぞー』
来てしまった
「月島…?入るぞ…?」
返事がない
多分寝てるんだろう
「月島…?」
「…うるさいんだけど」
「起きてんのかよ。心配して来てやったのに」
「…ありがと」
あれ?
素直…
「…なに」
「月島、顔、赤い、けど」
「…だからなに」
「…かわいい……」
「うるさい…」
だんだんと顔が熱くなっていく
心臓がばくばくいってる
あぁどうしたんだ
「影山…ちょっと、こっちきて」
いつの間にか起き上がっていた月島に近くにこいと呼ばれた
「ん?どした?」
ベッドの縁に腰掛けると伸ばされた手が俺の頬に触れた
「…キス、して」
「風邪、引いてんだろ…」
「いいじゃん、治してよ」
ふふふ、と柔らかく笑う月島にどきっとした
「月島、」
頬に添えられた手に自分の手を重ねて、ぎゅっと握る
「後で怒るのナシな」
握った手はそのままでもう片方の手を月島の頬に添えてそのまま唇を重ねた
気持ちよくなって、離れようとする月島にほぼ無理やり舌を絡ませる
「ん…ちょ、かげ、やまっ…んんっ」
かわいくて愛しくて
頭がおかしくなりそう
「ぷはっ…誰が、舌入れていいって、言ったの…」
ほんのり顔が紅潮して、目が潤んで、なんというか、エロい
耐えられなくなってそのままぎゅっと抱きしめる
月島の体が熱いのは、風邪のせいか、
「影山、すき…」
それとも、照れ隠しか
fin.
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