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俺は春陽が眠ってしばらくのあいだ、写真を1枚1枚見ていた。
写真には手紙も混じっており、何も聞かずとも何が起きたのかは分かった。
きっとあいつは、春陽がこんな思いをしてるなんて知らずに浮気をしてるんだろうな。
その時、玄関のドアが開き奏夜が帰ってきた。
俺はこの事を知っていたのか問いただすために部屋から出た。
寝室から出てきた俺を見て、一瞬驚いた様な表情を見せたが、すぐにそれは怒りへと変わった。
「こんなところで何をしている。」
「お前こそいままで何をしていたんだ?」
春陽がこんな思いをしている中…
「お前には関係ないだろ。」
関係ないだって?あいつにあんな顔をさせておいて。
「関係あるんだよ!」
春陽は嫌がるだろうか、でも俺はこの際全部話してしまおうと思った。
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