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番外編『梅雨の日』
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今日は奏夜と遊園地に行く。
奏夜は仕事の打ち合わせがあるみたいなので、公園で待ち合わせをする事にした。
「奏夜、おそいなぁ…?」
待ち合わせの時間は9:30なのだが、今の時刻は10:00だ。
「仕事が長引いてるのかな?携帯も忘れちゃったし、この場で待ってた方がいいよね!」
僕って、こういう時に限って携帯を忘れるんだよね。
しばらく読書をして待っていたのだが、急に雨が降り出した。
もちろん傘なんて持っているわけもなく、小雨だったこともあり、そのまま待っていた。
「奏夜…忘れてないよね……?」
次第に雨も強くなってきたが、携帯を持っていないのでそのまま待つことにした。
「っ……寒い…」
いくら6月とはいえ、長い時間雨に打たれ続けていたので体が冷えてきてしまった。
この時すでに10:30を過ぎていた。
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