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2年前 Two
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その後、何度か俺のとこに来て書類を修正し担当の人がいた時も3人でチェックをした。その書類はOKが出たらしく無事家が建てられることになった。
それから2ヶ月後、事務の男性にお礼を言われ食事に誘われた。仕事が終わり外へ出ると声をかけられた。
「関澤さんっ!」
スーツ姿と違いカジュアルな私服を着て、笑顔で俺のところへ来た。
「お待たせしてごめんなさい!」
「い、いえ...俺もついさっき仕事終わったんで!大丈夫です!」
その男性は優しく笑った。
「それじゃ、行きますか?」
「はい」
その人の車に乗り街中に向かった。
「どこ行きたいとかあります?」
「そうですね...居酒屋とかにしません?だと軽く飲めますし」
「あっそれだったら俺の家の近くの居酒屋にしましょう!そこの焼き鳥美味しいんですよ!」
「そうなんですか?焼き鳥好きなのでそこにしますか?」
「はいっ♬」
事務の男性は黒鉄さん。俺の4つ上の22歳。しっかり者で周りからの評判がよく、どこかカッシーに似ていた。
カッシーみたいに馬鹿みたいにテンション高いとかじゃなくて誰にでも優しいとことか微笑む顔が似ていた。
「あっ居酒屋って言っても関澤さん、まだ」
「18です...」
「未成年は飲酒ダメなんで俺も関澤さんに合わせてドリンクにします」
気遣いのできる人って凄いなって思ったけど...年上だから当たり前か。
「ごめんなさい...気ぃ遣わせちゃって」
「全然大丈夫ですって!あっ着きましたよ!」
そう言って黒鉄さんはエンジンを切って車から降りた。俺もそのあとについて降りるも、何故か黒鉄さんに止められた。
「待って関澤さん!荷物置いてってください」
「えっ」
「帰り送って行くんで」
「ありがとうございます。でも」
「今日はこの前のお礼なので俺が奢ります!」
凄く笑顔で言うもんだから断るにも断れず荷物を車の中に起き、すると黒鉄さんは車に鍵をかけた。
「それじゃ行きますか!」
「はいっ」
年上の人と2人っきりっていうのが初めてだからどうすればいいか...店に向かう途中黒鉄さんと話しながら、考えていた。
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