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sideアキ: 玄関先 ※
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「っ、んんぅ、!」
バタンッ!とドアが乱暴に締められ玄関に降ろされた途端、荒々しく唇が重なった
「ん…んぅ、ん、んんっ、」
(やば、もってかれそ……)
壁にもたれかかりながら、目の前にあるレイヤの服をキュゥッと握りしめる
「はぁっ、ぁ、レイ…んん!」
直ぐにヌルッと熱い舌が入り込んで来て、グチュグチュと口内を掻き回されて
(は、待って……無理っ、)
舌同士が触れる度、ゾワリとする感覚に背中が震える
「んぁ、は…ぁ、ぁぁう……ん、」
(き、もちぃ………)
頭がぼぉっとしてきて、思考がトロリとしてきた
目を閉じて、その気持ちいい波にのまれようとするとーーー
グリッ!
「っ、ひぁぁ!?」
いきなり来た強い快感に、キスしてた口が外れた
「ぁ、まだだめっ、ゃだ、やっ、!」
脚と脚の間に膝を入れられてグリッグリッと足で股を刺激される
「ハッ、足だけでガクガクしやがって…どんだけ敏感なんだよ。
後アキ、ここ玄関な。」
「へ、?」
「誰かが、訪ねて来るかもなぁ。」
「ーーーっ! ちょ、レイヤ奥に…
ぁあぁっ!?」
グリッ!とこれまで以上に強く刺激されて、思わずビクンッと体が跳ねる
(くっそ野郎……!)
〝奥〟ってそういう意味じゃねぇよ!!
「クククッ、そんな目で睨まれても逆効果だぞ。」
「なっ、」
「ってか、お前が我慢すりゃいいんだよ声を。なぁそうだろ?」
ニヤリと面白そうに笑われて、キッと睨みつける
「なぁ、アキ……」
ピクッ
「っ、」
耳元で囁かれて、思わず両手で口を塞いだ
「嗚呼、それじゃキスできねぇな。」
(誰の所為だ誰の!!)
もう知らない!
両手に更に力を入れると、ハハッと耳元で楽しそうな笑い声が聞こえた
「まぁいいか。
ーーーなぁアキ、よがって見せろよ。」
ギラリと、目の前の瞳が輝いた
「っ、ふ…ぅ、んんぅ……ん、ん…、」
ピチャピチャ耳元で響く音と、休みなく責め立てられる膝の快感に
頑張って立ってた足から、先ほどガクッと力が抜けた
レイヤにもたれかかる様に前へ倒れて、脚の間にある膝と腰にまわされた手に支えられてて
頭がぼぉっとする中、震える手で何とか口を塞いでいる
「やっぱお前って負けず嫌いだよなぁ、アキ。」
「っ、ぅぅ…、」
「なぁ、手外せよ。」
(ゃ、やだ……)
だって、誰かがこの部屋を訪ねて来るかもしれない
業務を終えた副会長さんたちとか、俺の事を心配した月森先輩とか
考えれば考えるほど、手を離すことができなくて
(でも、)
ーーーでも…もう、はっきり言って限界。
耳元で名前を呼ばれる度、感じてしまう身体
膝で刺激されまくったソコはもうとっくの昔に勃ち上がっていて、先走りで下着が凄い事になってる感触がする
もう…本当に限界で、もうイッちゃいそう……
(でも、ここでイッちゃったら絶対声漏れる、)
それだけはどうにか避けたい
でも、でも出したくて出したくて堪らなくて……
グッ!
「っ、んんん…!」
擦られる様に強く膝を動かされて、ビクッ!と体が跳ねた
「なぁ、アキ。」
「はぁっ、ぁ…ぁふ……ん、んぅ…、」
(だから、名前呼び……っ、)
ゆさゆさ膝で緩やかに揺さぶられながら、耳元で甘く囁かれた
「な、アキ。イキてぇだろ、?」
(っ、イキ…たぃぃ……、)
「じゃぁ当然、こんな弱ぇ刺激じゃ足りないよなぁ。」
(た、りない…っ、もっと、もっと強いの、)
「ククッ、腰揺れてるぞ。」
頭では駄目ってちゃんとわかってるのに、体は正直に動き出す
「なぁ、その調子で手も外せよ。」
(ゃ、それはやだっ、)
「大丈夫だアキ。俺の口で塞いでやっから。」
(レイヤの、くち…で……?)
キスで、塞いでくれるってこと…?
トロリとした思考に、それは甘く入り込んで来て
(レイヤと…キス、したぃ……っ、)
ーーー口の中、気持ちよくしてほしい。
そんな気持ちに至った瞬間、スルリと手から力が抜けた
「レ、ヤぁ…、」
口の中に舌を入れて欲しくて、口を開けて潤んだ目のままレイヤを見上げる
「っ、アキ、」
「ぅんんっ、!」
直ぐにガバリと唇が塞がれて、レイヤの舌が忙しなく動き回る
(きもち、ぃ……)
気持ちよすぎて、また身体がドクリと熱くなってきて
「ぁ、ん、んふっ、ん、んんっ、」
(だめだ、もぅ、)
イく…イッちゃう……っ、
ガクガク震え出した身体をぎゅぅっと抱きしめられて、
だんだん早くなる膝からの強い快感を…素直に感じて
「ん、んんっ、んぅ、〜〜〜〜〜っ!!」
ビクンッ!と、身体が大きく跳ねた
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