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Happy Birthday!! ハル & アキ 1
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【リクエスト: アキにハルとお揃いのプレゼントが届く話・アキがみんなに甘やかされる話。】
※11月11日は小鳥遊双子の誕生日としておりました。その為、記念誕生日SSと一緒に頂いた上記リクエストも回収させて頂きます。
誕生日おめでとう!ハル!!アキ!!
side: アキ
「おはよハルっ。」
「おはよアキ。」
「「お誕生日、おめでとう!!」」
11月11日 日曜日
ーーー今日は、俺たちの誕生日です。
「わぁ…まさかこんな形で誕生日迎えれるなんて去年は思ってなかったね!」
「本当それ……びっくりだな。」
去年は別々の部屋で誕生日を迎えて、ご飯食べきった後にひっそりと2人でお祝いした
電気を消した暗い部屋で、窓から漏れる月の明かりを頼りに貰ったハルの誕生日プレゼントを綺麗に半分こして、隠れるように身を寄せ合って笑って……
(それが、こんなになるなんて。)
人生何が起こるかわかんないな…ってか、この一年でいろんなことが起きすぎた
「よしっ!じゃぁ話してた通りお買い物行こっか!」
「そうだなっ!」
今日は誕生日だから、一緒にたくさん料理作ってお祝いしようと計画してた
「好きなものつくっていいんだよねっ、あぁー楽しみだなぁ何作ろっか!」
「ケーキは欠かせないよな!後シチュー!それと、後はどうしようか…」
「んー……スーパー行って食材見ながら考えるのもいいよね。」
「よし、そうしよう!!
じゃぁ早速出かけてーーー」
コンコンッ
「「??」」
『ハル様っ!アキ様っ!』
(この声は……)
「タイラ?」 「タイラだね。」
どうしたんだろう…何か用事?何も聞いてないけどな……
取り敢えず「はーぃ!」とドアを開けると、頭ひとつ小さい体がそわそわしていた
「お2人ともこんにちはっ!」
「こ、こんにちは?」「どうしたタイラ?」
「えへへ、少し御用が…これからお出かけですか?」
「そうなんだよね、ちょっとスーパーに行こうとしてたんだ、けど……」
チラリとハルと目が合う
(どうする?)
(まぁ俺たちのは別に急ぎじゃないし、タイラも用あるって言ってるしそっち優先するか。)
(おっけい。)
「タイラの用事から先に聞きたいな。」
「なんかあった?」
「ぁ、有難うございますっ!ちょっと着いてきて欲しい処がありまして……」
「「………??」」
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