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「あぁ〜生徒会室涼しい神ぃ〜〜〜」
「相変わらず殺風景な部屋ですねぇ全く…ティーカップもあの時のままですか。この柄はもう季節外れなのに。」
「……ほんと、変わってない…。」
(な、何だこの人たちは…)
我が物顔で入ってきて、当然のようにくつろぎ始めだして
(え、俺に気づいてない? どうしよ……)
「にしても、かいちょーいなくて本当らっきぃ〜!」
「クスッ、そうですね。」
「…ふくかいちょ、俺、紅茶飲みたい…。」
「紅茶ですね、確かこの辺に茶葉が……あった。」
「あ、俺も〜〜!」
「はいはい、準備しますからちょっと待ってください。」
ん、待って、ふくかいちょ…?
(今〝副会長〟って、言った……?)
「ーーーまさか、」
「………ん?」
神〜!と叫びながらソファーにダイブした人が、ガバッと俺の方を見る
「わぁ、人がいた!」
「ん? あら、本当ですね。」
「……誰…?」
「ぁあのっ、もしかして副会長さん・会計さん・書記さんですか…?」
「うんうん、そうだよ〜! って事は、君が噂の秘書君だね〜〜!」
「小鳥遊君、でしたね。確か会長の婚約者の。」
「…その噂、知ってる……。」
(そっか、この人たちが役員なのか。)
だからカードキー開けれたのか、納得
「ごめんね〜部屋の隅っこにいたから気づかなかったよ〜〜… ねね、何で君の机そんなに端っこにあるの?」
「…それ、俺も気になった……。」
「しかも何か壁の方向いてるよねぇ〜? どうしたの?」
「ぁ、こ、これはですねっ………えぇっと……」
(な、何て答えよう…!!)
あいつの隣に〝いかにも〟って感じで置かれてるのが嫌だったから…その、自分で移動させましたなんてやばいかな? ……うん、やばいな!
「…クスッ、まぁまぁ、それは置いておいて。 良かったら君も一緒にお茶どうですか?」
カチャカチャとキッチンで準備してた副会長さんに声をかけられた
「わ、えぇと、じゃぁ…ご一緒させて頂きます……」
「うんうん、おいでよ〜!」
「……ここ、座って…。」
「ぁ、有難う御座います、失礼しますっ。」
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