アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
2
-
勢いよく靴を脱ぎ捨て走って部屋の中に走って行く
と、
「いったーーーい!」
頭から真っ白い粉を被った天パーがひとつ
(……ん?)
天、パー…だと………?
「あぁもーイロハ何してるの? あんまり慌てるとコケるって言ったじゃん。」
「大丈夫ー?」と、あいつが心配そうに天パーに話しかけている
(何だ、今のは天パーがコケた音だったのか。)
良かった。
「…………ん?」
(良かっ、た?)
は? 何が良かったんだ俺
(なに今、俺何考えてた?)
俺は、今あいつが倒れたのかと思って慌ててーーー
「はい、何か凄い百面相してるけど取り敢えずその疑問は置いとけ、佐古。」
「っ、は……?」
パッと前を向くと、何かいかにもスポーツやってますって奴がいた
「え! 佐古くん帰ってきたの!?」
白い頭のまま勢いよくこっちを向く天パー
「あっ、おかえりなさい佐古くん。」
天パーの髪に着いてる粉を落としながら、あははと一昨日みたく優しく笑うあいつ
…………は?
(何か、増えてね……?)
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
42 / 558