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駅からそう遠くないアパートの一室。
テレビと本棚と、ベットと真ん中に簡易なテーブル。
テーブルには幾つかの空になった酒の缶。
向かい合わせに俺と、フリフリの洋服に身をまとった女の子みたいな、先輩。
多分俺は酔っていたから、
「ねぇ、先輩、そっち行ってもいっすか?」
「……」
何も答えずに顔を伏せる先輩を見て、了承の意と受け取ると、俺は先輩の方へ行き、その顔を覗き込んだ。
先輩と目が合うと、俺の中の何かがプツンと切れた。
酒のせいで高揚した頬。
濡れた瞳。
唇。
吸い寄せられるように、その可愛らしい唇に口付けた。
後ろにはちょうどよく俺のベッドがあったので、そのまま押し倒してベットに寝かせ、啄むようにキスをし、白い足を覗かせるフリフリのスカートの中へ、手を滑り込ませた。
なぜ、俺がこんな事になっているのか…。
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