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お久しぶりです3
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『ごちそーさん』
「ほんと、2人とも仲いいよね」
同時に食べ終わった2人を見て思わず言葉がこぼれた
この2人何だかんだで、似た者どうしなんだよなー
見てて微笑ましい
「てか、優ちんはお姉ちゃんがおんの?」
「ん?そうそう。一時新にいの彼女?だったわ」
「なぜに疑問系?」
「微妙な関係だったのよ」
ほんとに、微妙な関係
姉ちゃん男に興味ないんだよなー
ただ、仲良くしすぎたら付き合ってたーみたいな。
新にいも姉ちゃんの趣味知ってたから心情的には微妙だったろうし
「海崎は弟だっけ?」
「うん、今中学2年生」
「へー、なんか海深がお兄ちゃんってわかる気がする」
「そう?ありがとー!」
妙にしっかりしてるし、面倒見もいいしね
俺は完璧に下だろ!って言われるタイプ
「あ、そろそろ水輝起こして戻ろか」
「おけー」
「水輝はよく寝れるな」
わりと騒がしかったなかすやすやと眠りこけている水輝を見ながら溜息をついた秋
確かに凄いと思うけど!
食べたあとの眠気って何もかもがどうでも良くなるんだよな
いや、マジで!
「水輝ー、起きや!!」
「ん?あぁー。あと5分」
まだむにゃむにゃとする水輝
可愛ええのー。
「あぁー…海崎、保健室に寝かしとくわ」
「ほんまー?ほんじゃお願いするわ」
「任せとけー
んじゃ、またなー」
水輝を新にいに預ける事にして、保健室から出る
「じゃぁ、放課後迎えに来るわー」
「バイバーイ」
「じゃあな」
三者三様、新にいに別れを告げ教室に戻っていく
「雲丹居るかなー?」
「変態はきっとお楽しみチューだろ」
「タニシだからな」
「秋まだ言ってたんかいな!?」
「え?うん。」
まだ継続するタニシネタに笑い転げてる海深
若干涙目になってきてる海深に追い討ちをかけるようにタニシコールを始めた秋と俺
アホな事をしている内に、教室まで来ていた
「お〜い。タニシはやめてくれよ〜」
教室に入ろうとしたところに突如聞こえた声
「あ、雲丹」
「やっほ〜、優ちゃん」
声の主は雲丹で、手を振りながら近寄ってくる
「どこいってたの?」
「ん〜?彼女の所♡」
語尾にハートマークをつけウィンクをしてきた雲丹を華麗にかわす
彼女って事は受けっ子か。
後輩か先輩か、はたまた同期か
何にせよ、気になるので放課後にでもウォッチングでもしてやろうか
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