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はじまるんです3
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そんなこんなで、教室についたのは予鈴がなった時
ギリギリセーフとして扱ってもらいました
やさしーよ
あのヤーさん先生
現在ヤーさん先生からのお知らせ?みたいな
ちなみにヤーさん先生は古典の先生
意外だ
今日はテスト帰ってくるだけじゃなくて、お昼から食堂で順位発表だって
「どうしよ、俺ほんまみたくないわ」
ガタガタと震えながら膝を抱えている海深
既に悪いとは決まってないのに…
それにこのテストに赤点はなく気楽に結果を待てばいいのだ
「海深ちゃんは、半分以内に入れないと親からのデスコールがくるんだよ〜」
「なるほど、海深どんまい☆」
なんだか面白いことを聞けたぞ
すごいいい笑顔で海深の肩を叩く
「ひっ、優ちん怖いわ」
あら、怖いなんてひどいなーと笑いながらさらに叩く
ついでにちょっと力を込めておいた
「はい、じゃあ勉強頑張れなー」
これだけを言い残してさっていった先生に昨日のような反応は少なかった
あれかな、昨日は久しぶりだったけどまた明日も会えるっていうのがあるからかな
「てか、優ちんはテスト不安ちゃうん?」
うるうると可愛くもない上目遣いで見てくる海深
「だって俺秋がいるもん」
「あぁー、せやんなー」
羨ましいと海深のつぶやきは聞かないふりをしてケータイを出す
本日も時間を潰すために頑張ります
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