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やはり王道くんだね2
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「でも、優ちゃんの気持ち分からなくはないけどね〜
あ〜んな、ウルサイの可愛いと思えないわ〜」
「だよねー
生徒会ってどっかとち狂ってるから惹かれたのかなー
それとも王道だからかなー」
「両方じゃないー?」
3人してなかなかに酷い言葉をかけているなと思いながらも止まらない
うるさい、汚い、めんどくさいの3コンボ
近づかないで、と思わず言ってしまいそうだ
「んー、もう暇!!!
折角の王道は壊れたし!!!」
「あっ、じゃあさ!
こんな王道?はどうやー?」
いいこと思いついたー!みたいな顔で話し出した海深
「優ちんが王道になっちゃうんよ!
あのマリモを追い返して平穏な学園を取り戻そう!的な!!どう?
親衛隊は今危うい雰囲気らしいし、他の生徒もイラついてきてる
ちょうどいいんちゃうのー?」
「んー、面白そーだけど……様々なフラグが一気に建つよね……」
「そこはもう〜、俺達があいつらと腐れ縁な時点であきらめ〜?
いつかは、フラグは建つよ〜」
「そうやでー
どうやっても一度は建っちゃうんやから……てか建ってもうてんやからいけるってー」
よくわからない理屈だが、妙な説得感がある2人
なんか、もう流されようかな……
うん、そうします
今から俺の座右の銘は『流されるまま自由に過ごせ』
え、なんか矛盾してる?
そんな事ないよっ☆
流されるって決めてんのに、結局マイペースにすんのかいっ!みたいなツッコミはいらないよ。
「じゃあ、飽きるまではやってみる」
「やったー!
もうこれ、絶対おもろくなるやつやーん!」
「これで可愛いチワワちゃんが元気になるわ〜」
やっぱり海深と雲丹には美味いこと乗せられたようだが、1度決めたので飽きるまではきっちりやろうと思う
まずは現状の把握からかなーと思い、携帯を取り出した
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