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なんでいるんですか7
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まだ喚いている小猿に冷たい視線を送る俺達
委員長の橘くんも腹黒爽やかの荒北くん、一匹狼な古賀くんと風紀委員長の七海先輩はまだ目が覚めないだろう
いつか、攻略できる機会があるかなーと考えながらとりあえず、小猿を追い出すことに専念する
「ねぇー、小猿くんははやく静かにするか、風紀委員長さんと一緒に出て行くかしてよー 」
「なっ!!!!お前!!!俺のことは名前で呼べよ!!!!」
「ぁー、もううるさい
分かったよ、おーどーくん」
「俺だってクラスにいる権利あるだろ!!!!」
「じゃあ、黙って」
「友達にそんな口を聞くなよ!!!!」
もうめんどくさい…と思い、恐らく禁句であろう一言を言ってしまった
「友達じゃないしー」
その瞬間王堂の態度は一変
俺に殴りかかってきた。
ガッ、と思いっきり首を掴まれ締められる
霞んでゆく景色が、あのシーンと似てて震えてくる
克服したと思ってたのに…くっそ。
必死に抵抗する俺と、止めようとしてくれてるみんな
抵抗っていっても、過去と重なってきておれの力はだんだん弱まっていくばかり
俺の首を絞める王堂が、あの時のあの子とそっくりで
ついに、涙が溢れたところで俺の意識は途切れた
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