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赤黒
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赤視点
だめだ。授業が頭に入らない。
早く放課後になって欲しい。黒子を説得するために。
だが、説得が失敗するかもと考えると、このまま放課後にならないで欲しい。
‥‥いつもの僕ではないな。僕に不可能はない。
命令したら、行かないでくれるだろうか。
僕の命令は絶対だ。
全てにかつ僕は全て正しいのだから。
――――放課後――――(フ・θ・)フ
「遅れてすまない。」
「ふふっ、赤司くんが遅刻なんてめずらしいですね。」
「ああ。先生に呼び止められてな。」
「大変ですねー、赤司くんは。」
そんな普通の会話だか、いつもより少し寂しい、くらい雰囲気だった。
「それで、話だが‥‥」
「はい。」
「転校する事は絶対なのか?もう、変えられないのか?」
「……はい……。」
「……なぜ、いきなり転校なんだ?」
「……。」
「話してくれないか?」
「……いきなりではないです。前から、きめていました。」
「やっぱり、そうか。」
「気づいてたんですね。」
「まあね。」
(テツヤをずっと見てきたんだ。わからないはずがない。)
「それで、理由はなんだ?」
「……はい。実は……。」
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