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下心。
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虎徹の部屋へと向かい歩いている時。
虎徹は下心満載で向かっていた。
「あっ、あう、んぐふっ」
「んぐふってなんだよ、ははっ」
「だっ、てぇ、あっ、ぅおっ」
「楽しそうなヤツだな」
担がれている虎乃巴は、虎徹が足を進める度に伝わってくる上下の振動を楽しんでいた。
その楽しんでいる虎乃巴の、揺れる和服の裾を見て虎徹は楽しんでいた。
なんて助平なのだろうか。
これからどうなるのかを考えての事なのだろうか。
それともラッキースケベを見れてニヤついてるだけなのか。
きっと前者なのだろう。
そして、とうとうついてしまった。
虎徹の部屋に。
「よっと。」
「わっ」
ストンっと担いでいた虎乃巴を降ろし、いつもの身長差ができあがる。
床は見えるし、足の踏み場もある。
ただ、汚い。
宅配物の段ボール箱や、脱ぎ散らかした服などが散乱していた。
かなり前のものもあれば、最近と思われる物もあり。
傍から見れば、軽く空き巣にも入られたんじゃないかと思われるほどだ。
けれど。
やはり男。
行為をするであろう、布団の周りは驚くほどに綺麗なのだ。
さすがスケベやろ…おっと。
そして、虎徹に先導されるままに布団へと歩みを進まされている虎乃巴だった。
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