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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
高熱⑨
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「何度?」
「そんなに心配しなくてもいいよ。微熱だったから。」
「帰って寝なさいッ!!」
「おかんか。」
過保護すぎるだろ……。
手を叩き落として、睨み付けると、嬉しそうに顔を緩ませて撫でてくる。
……もしかして俺こいつのペットだったりするのか?
「それに、ちゃんと薬持ってきてるし、昼に飲むよ。」
ふぅ、とため息を吐くとヤス兄がじろ~と観察するように見てくる。
「昨日病院行ってないよな? 市販の薬?」
「……いや、前のあまり…………。」
「それなら昨日飲ませたので最後だ。」
げ。市販の薬だってバレる……。
「ん? 待って、いつ飲ませたの……?」
「お前が寝てる時口移しで飲ませた。」
「口移──……しッ!? ////」
「冗談だよ、寝ぼけてたから覚えてないんじゃないか?」
ヤス兄が言ったら冗談に聞こえないから……っ。
もう本当に心臓止まるかと思った……。
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