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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
逃亡⑩
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「──って何考えてんだ俺ッ!? ///////」
バンッと机を叩き叫ぶと、槊だけじゃなく皆が俺を見た。
けれど、そんなことにも気づけない。
今俺は頭の中はヤス兄とのキスでいっぱいだ。
そして先輩とこれから話せるのか話せないのか、先輩にどう思われてるのかとか、
色々と不安で圧し殺されそうでヤス兄の温もりが恋しいからこそ、
沢山思い出しては体が熱くなる。
「うぅ……//// 何であんなことするんだよぉ、あのばか……////」
暑苦しい隣の奴から、息を呑む音が聞こえた。
「どんなこと? 誰に?」
「え? あーいや、いいよ。」
て言うか何でふつーにこいつ隣に座ってんだろ。
今まであんまり話さなかったから話題もないし……。
俺の肩をガシッと掴んで振り向かせると、ぐんっと顔を近づけてくる。
「いいから……っ!!」
「は、はぁ?」
何でこんなに必死になってんだ?
「あいつなのか……?」
「え?」
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