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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
口付け①
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「……俺、2、3回男に告白されたことあってさ。気持ち悪いって思った。」
「……あ、はい……。」
何で、急にそんなことを。
先輩の息が、声が直に耳に触れて、顔がもっと熱くなる。
「だからお前が俺を好きだと考えた時、正直言って気持ち悪いって確かに思ったんだ。」
──ああ、ダメだ。ダメです先輩。
抱き締められたことで期待して、またどん底に突き落とされて、
泣いてしまいそうになるなんて、俺はなんてダメな奴なんだろう。
「けど、迴場に好きだって言われた瞬間、嬉しかったんだ。」
「…………へ……?」
むぎゅぅ、と首筋に先輩が顔を埋めてくる。
……ぅ、ぁ……/////
俺は今先輩に甘えられているのかっ……!
「……嬉しい。気持ち悪いなんて少しも思わなかったよ。」
すり、と先輩が頬に頬を擦り寄せてくる。
──……え、待って、何。
うれ、しい……? 先輩が? 何で……?
え、今、これ、どう言う状況……
「迴場……俺と付き合ってくれませんか。」
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