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廊下を進んで行くと右側に透明のガラスで作られた自動ドアが見えてくる。
中は真っ暗でなにも見えない状態だった。
が、目的地はここではないらしく出雲は素通りする。
そのドアが気になった史郎は思わず聞いた
史郎
「ねえ、出雲。さっきのってなんなの?」
出雲
「ん?あぁ、アレはスーパーだよ」
透
「はあ?なんでスーパーがこんなとこにあるんだよ」
出雲
「だってスーパーがあれば困らないでしょ?」
困らないって___何に?
出雲
「さ、ついたよ」
そう言って出雲は左側にある木でできた扉の前で止まる
ジュジュ
「コンクリートの廊下に木のドアって変じゃない?」
リキ
「気にするのそこかよ」
セル
「・・・・・」
〜
セル
『ハルって無欲なのに変な所で強情だよな』
春人
『いいじゃないですか。木の扉に木の家具。見ててなんだか落ち着きません?』
セル
『…俺はハルといれれば他はどうでもいいからな』
春人
『ふふ、俺もですよ』
セル
『嘘っぽい』
春人
『失礼ですね、この部屋だってセルさんとのんびり過ごすために考えたんですよ?』
セル
『・・・あぁ、知ってる。
ありがとな。ハル』
春人
『はい、セルさん』
〜
セル
「・・・・・」
出雲
「それじゃあ、入ろっか」
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