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112:ヒロside
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セルの性奴隷、春人に透と史郎を任せて俺はリビングに戻った。
キッチンにいるセルを見るとレタスやプチトマトなど、たくさんの野菜を皿に盛っていた。
しかも7人分
ヒロ
「それ、もしかして俺やリキたちだけじゃなく、性奴隷の分も作ってるの?」
セル
「・・・・・まあな。」
ヒロ
「ふーん…本当珍しいね。あのセルがみんなに料理なんて」
セル
「、、、何が言いたい」
あ、やっぱり分かっちゃった?
じゃあ遠慮なく聞こうかな。
ヒロ
「率直に聞くけど
君と春人ってどんな関係なの?」
するとセルは一瞬固まり、此方を睨む。
が、俺は喋るのをやめるつもりはない。
ヒロ
「セルってリングゲームに参加しない組だったじゃない?
なのに今回はラットを捕まえた。
しかも、俺たちの獲物を横取りまでして。」
セル
「たまたまだ。俺が気まぐれで動くことくらいお前も知ってるだろ?」
ふーん、、、
『たまたま』、、、ねぇ
ヒロ
「じゃあなんで吸わなかったの?」
ラットを欲しがる理由はただ一つ。
血だ。
性欲処理の為の奴隷ならそこらへんの人間を捕まえればいいが
少なくとも俺がここに入学してから、セルは奴隷を作ったことがないはずだ。
それなのに昨日、わざわざ俺たちの邪魔をしてさえもラットを手に入れた。
俺はてっきり、やっとセルもリングゲームを参加するようになったんだって嬉しく思った。
でも春人の身体から、セルの匂いがしなかった。
だから確信した。
セルは俺たちから守る為にあのラットにリングをつけたんだと。
ヒロ
「答えてよ。セル
お前にとって、あのラットはどういう存在なのか」
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