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逆らえない
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「あ、あっ…やだぁッ……も、う出来ないよぉ…許し、て…っ!」
もうかなりの時間が経つ、快楽に沈められた体では今が何時だなんてもう分からない。
俺の上で息を荒げ腰を打ち付けてくる相手はまだ余裕の表情を見せ快楽で可笑しくなりそうな俺を見下ろし笑うだけ
「…ん、待って……まだ足りないから」
激しい動きにそぐわない優しい声が上から降ってきては俺の髪を優しく撫で付ける、その行為にさえ騙されてしまいそうになる。
「う、あっあぁ……ッやぁ、おねが、ぃ…もう、やだよッ」
腕を伸ばせば相手の身体と密着して懇願するようにぎゅっと腕に力を込めて抱き付いてみせれば耳元に相手の荒い息遣いと優しい声
「春、…春が欲しいよ、足りない……春も俺が欲しいでしょ?」
名前を呼ぶなんて卑怯だ、知ってる癖に。そう言われると俺が断れないってことぐらい。
工くんのいつもより低く掠れた艶かしい声が耳を支配してそれに続いて脳を支配していく
「……んっ、欲しい」
最後にはその声は俺の身体を支配して奪っていくんだ、いつも。
俺は君に逆らえない
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