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レッツクッキング
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郁side
「じゃあ、見てて下さいね」
「うん」
目の前では後輩がボウルと卵をまるで敵のように睨みつけながら割ろうとしている。
翔は料理研究部に入ったらしい。
今日は卵を割ることができるようになったと自慢された。
パカッ
「!!ほら!!郁先輩!!見ました!?!?」
「うん、見てたよ」
「どうですか!?」
「すごいすごい」
褒めるとヨッシャといいながらガッツポーズする翔。
なんだかちょっと可愛い…かも。
「じゃあ、卵混ぜてくれる?」
「お易い御用です!」
ちなみに今日はオムライス。
僕もオムライスを作るのは結構得意だったりする。
翔が卵を混ぜてる間に野菜の準備をする。
「ねえ、郁先輩」
「ん?」
「なんか、こうしてると俺達新婚さんみたいですね」
「え!」
ゴトン
「ちょ、大丈夫ですか?w」
び、びっくりした。
動揺して玉ねぎ落としちゃったじゃん。
「ほんとに翔はなんでそんなセリフをポロポロ言っちゃうかな!!恥ずかしくないの!?馬鹿じゃないの!?」
「つい思ったことを口に出しちゃうんです俺(ツンデレぷまい)」
聞いてるこっちが恥ずかしいよ!!
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