アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
馬鹿は風邪ひかない
-
「けんちゃ、ン…やめっ」
「そこまでだ」
「!」
ゴスッ
現れた救世主(会長)はクローゼットにいる俺達を引き離す…のではなくけんちゃんの鳩尾にパンチを喰らわせた。
ええええええええ殴るの?!
しかも痛そうな音した!!痛い!!
けんちゃんは倒れた。(痛そう)
支えがなくなった俺はヘニャヘニャと座り込んだ。
会長は、鳩尾に1発喰らって倒れたけんちゃんをベッドに運んだ。お姫様だっこで。もう一回いうね、お姫様だっこで。
ここに来てまさかの会長×けんちゃん!?
「…大丈夫か」
「ん…だめです」
「ほら、手かせ」
会長は俺を引っぱりあげて立たせてくれた。
でも力が入らずに俺は会長の胸に倒れこんでしまった。
「す、すいません」
「……」
な、なんか視線を感じる。
「あ、あのかいちょ……んぁっ」
「お前、首弱えんだな」
「な、にすんですかぁああ!!!!」
パーン
素晴らしくいい音が部屋中に響いた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
100 / 230