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僕達の青春
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視点:黒子
君に見つけてもらったあの日。
僕の人生は変わった。
バスケ部の一軍に入れて、青峰くんと相棒として試合にも出れた。緑間くん、紫原くん、虹村先輩とも出会った。レギュラーの中では後輩の黄瀬くんの教育係として頑張った。
そして君と恋をして付き合って、楽しい毎日だった。
けど、そんな楽しい毎日は青峰くんのバスケ選手としての開花と共に崩壊していった。
紫原くん、黄瀬くん、緑間くん、そして、君の力も開花した。
力が開花すると君は変わってしまった。君は君のままだったけれど、勝利しか求めなくなった。
僕のことも必要ないと言った。バスケ部の影としても恋人としても。
僕は悲しかった。とてもとても悲しかった。
僕達の最後の全中の決勝戦。僕は本気で戦って欲しかった。君にもそれを伝えた。なのに、君たちはあんな試合をした。僕にバスケの楽しさを教えてくれた荻原くんを傷つけた。
僕はこれ以上、帝光中学校バスケ部にいるとバスケを嫌いになりそうだった。だから、バスケから離れた。
けど、僕は、君たちにもう一度バスケが楽しいことを思い出してほしかった。
僕は、誠凜高校に入学した。君は、京都の洛山高校に入学したと聞いた。
誠凜高校に入学して、バスケ部に入った。そこで、火神くんと出会った。監督、日向先輩、木吉先輩、伊月先輩、いろんな人に出会った。いろんな人に助けてもらって、WCの決勝戦、君に勝てた。
君たちに、もう一度、バスケの楽しさを伝えることができた。
それからもいろいろなことがあって、僕達は、32歳になった。
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