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恐らく…
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視点:赤司
朝食の時黒子と目が合わなかったこと、征と黒子の違和感、そして征のあの不敵な笑い。
朝食の後、自分の部屋に戻り少し考えた。
やっぱり思いつくのは一つしかない。
恐らくあの写真だろう。俺の手帳に入っていた黒子と俺の唯一の写真。
中学の時、まだキセキの皆の仲が良かった春頃、黒子とデートをした。
そこでプリクラというもので撮った写真だった。お互いに落書きというものが出来ず、そのままプリントアウトしたもので…キスをしている部分だけ切り取り手帳に入れていた。すべてが手帳に入りきらなかったからというシンプルな理由で。
あの写真が手帳から消えていた。恐らく、征だろうとは考えていたが…
何があったのかは、大態の想像がつく。
あの写真で黒子を脅し、付き合うまでにこぎ着けたのだろう…
まぁ念の為、征の身近に盗聴器を仕掛けておくか。
渡さないよ。黒子はずっと俺のものだからね…
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