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俺の黒を君色で染めて
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「あ、やぁ…んんっ♡」
春樹は残った精液を出し切らせるように先に吸い付く。
イッたばかりの性器は吸われると痛いくらいに気持ちがいい。
ようやく残った精液をすべて搾り取られ口が離された。
散々苛められたソコは俺の精液と春樹の唾液でテカテカと艶かしい姿になっていた。
俺はくたりと全身の力が抜け、先程までの余韻が
まだ残っている。
「ん、すっごいではね」
そういって、春樹は口の中を開け俺が出したものを見せびらかす。
溢れた白濁とした液体は口の端を伝い零れていく。
美少年が精液にまみれた口元は想像できないほどに甘美なものだった。
「やっ、それ汚いから吐いて…っ!」
「んー?」
ようやくはっきりとした頭でとんでもないことをしたことを理解し必死に止める。
サーっと血の気が引いていくのがわかった。
こんな、汚いもの春樹が飲んだら……っ!
重い腰を何とか支え春樹の腕に掴みかかる。
春樹はそんな俺の姿を見てニヤリと微笑んだ。
そして、見せつけるようにゆっくりと、精液を飲み込んでいった。
喉仏が上下に動き完全に飲み込まれたのがわかった。
春樹は口の端に残ったものを舐めとる。
「だ、だめだっ!、、どうしよ、う…み、みず…!」
その瞬間目の前が真っ暗になるように感じた。
だめだ、なにも考えられなくなってくる。
春樹が……汚れてしまう、何とかして綺麗にしないと……。
媚薬で気が狂ってしまった。
こんなことするべきじゃなかった。
必死の形相で水を探し出す。
「恋雪くん、落ち着いて!ほら、水飲むから」
春樹はあまりの変わりように驚いたのか慌てて水を飲み干す。
それを見て俺はようやく落ち着いてゆく。
春樹は息の荒い俺の背中をゆっくりと擦った。
まだ平常を取り戻せない俺に春樹は優しい言葉をかける。
「ごめんね、まだ早かったよな。」
「っううん…、ほんとにだいじょ…ぶだから、」
「今日はもう寝ようか。ほらあっち側のシーツ綺麗だから。」
そういうと春樹は俺の方を支え、あまり使っていなかった片側へと寄せた。
俺が落ち着くようにゆっくりと頭を撫でる。
今はその優しさが辛く感じる。
春樹は気を使ったのか俺から離れソファに座った。
俺は一人になって情けなくなった。
途中までは春樹にされることが気持ちいいと感じていたはずなのに。
春樹を汚してしまうと感じてから怖くなった。
俺は汚れている。
春樹のことが好きだから余計に恐怖を感じた。
俺の過去を知ったら春樹はきっと俺のことを嫌いになる。
知られてはいけない、汚れた俺を知ってほしくない。
そんなことを考えると涙が止まらなくなった。
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