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#110
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俺は恥ずかしくて死にたくなった。
何で俺は、1番仲の良かった友達にこんなことをされているのかと考え、わからなくなって胸が苦しむ。
その繰り返しだった。
その間中も、明良はわざと卑猥な音を立てながら、俺のモノにしゃぶりつくようにして舐める。
まだ他人とこんな性行為をしたことがなかった俺は、初めての快感に耐えられるはずもなかった。
「ああっ、…んっ、…もっ、む、り……、あき、らっ!」
「んー?……イキたいの?…まだイかせてあげなーい。」
「はっ…、マジ、もっ…、苦し…っ!……んあぁっ、あっ、やぁっ…っ!」
「…ははは…!……タケ、エッロ…。」
「も、離して…っ!…やだ、…あ、きらぁッ!…はああっ!」
余計なことに、明良は空いている手で俺の片方の乳首を強く摘まみ、それと同時にくわえていた俺のモノを力強く吸い上げた。
「…んゃあああぁぁッ…!!」
俺は達してしまった。
勢い良く飛び出したソレは、顔を近付けていた明良の顔にたくさんかかってしまっていた。
それでも、全く嫌そうな顔をせず、むしろぽわーんとした穏やかな顔をして俺のことを見つめる明良。
そんな表情をさせたのは俺が一因でもあると思うと、恥ずかしくて目を逸らさずにはいられなかった。
体が震えた。
何も言えなくなった。
明良の顔が見れなくなった。
…明良のことが、わからなくなった。
1番信じていたはずの奴だった。
それなのに、こんなことをされて、こいつが何を考えているのか何もわからなくなった。
……明良、どうしてこんなこと…!
固く閉じる目に、じわじわと涙が浮かんでくる。
瞼の裏に映るのは、いつも楽しく笑い合っていた頃の明良の笑顔。
…それなのに、今ではその笑顔は嘘のように……。
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