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弄ばれる
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終わった。
本気でそう思った。
1日ぶりに見たそこは、触ってもいないのに何故かぷっくりと立ち上がっている。
なぜこんなに反応しているのか分からないまま、どうしようもない羞恥心が俺に襲いかかってきた。
「..えろ」
ポツリと呟いた東雲の喉仏が、ゴキュと音を立てて大きく動くのが見える。
彼の瞳が帯びる熱に気づいた時、とてつもなく怖くなった。
「お、おい...、東雲」
大丈夫か、と声をかけようとして、初めてやつの目が俺を見る。
今までずっと乳首ばかり見ていた目が、俺を写す。
興奮している。
直感的にそう思った。
「..そ、園原、触っていい?」
興奮を抑えきれていない声で聞いてきたくせに、俺の返事を待つこともなく東雲の冷たい指が俺の乳首に触れた。瞬間、
「っ、あ..っ!?」
ピリ、と走った電流に咄嗟の声が漏れてしまった。
それを聞いた東雲の目が、驚愕の色を浮かべながら、俺の顔をまじまじと見つめているのが分かる。
「そ、園原?」
俺の口から漏れた声をいまいち理解出来ていないのか、もう一度、確かめるかの様に東雲の指が俺の乳首に触れる。
その時間も彼の目はじっと俺だけを見つめ続けた。
クリクリ..キュ..
「ひっ、あっ...や、っやめ..」
冷たい指が、感覚を確かなものにしていく。
こんな声、他人に聞かせるものじゃない。
嫌だ嫌だと首をふりながら、どうしようもなく喘いでしまう。
自分で触るのとはまた全然違う快感に俺自身戸惑っていた。
「..っ、園原..エロすぎ」
興奮しているのか、少しだけ息が荒くなった東雲の声。
そんなものにさえ反応して、俺の乳首は芯をかたくした。
「も、まじ..っやめろ..ひぁっ、あ」
「どうして?気持ち良さそうなのに」
「んんっ、ふ...っ、..はぁっ、」
ジンジンと痺れる乳頭に、だんだん脳が麻痺して訳が分からなくなってくる。
頭の奥が警鐘を鳴らしているのに、理性が保てなくなっていく。
..昨日、触ったばかりだから。
きっとまだあの感覚が残っているんだ。
「あひっ..んんっはぁっ...あっやめ..」
どんな言い訳をしても、東雲に触られるのは気持ち良かった。
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