アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
裏道の熱
-
カリ、と東雲の爪先が絆創膏の端を掻く。
ゆっくりと焦らすように剥がされ、あの日と同じように俺の乳首は外気に晒される。
「く、そ...っ、まじかよ」
こんな街中で乳首さらして、男に触られて、とんだ変態だ。
もし、こんなところ知り合いにでも見られたりしたら俺は死ねる。
それでも、東雲の目を見る限り抵抗はきっと無駄だろう。
最近ご無沙汰とは言え喧嘩ばかりしてきた俺よりも、東雲の方が体格もいいし力もある。
きっと、俺はこいつから逃げられない。
そう悟った俺は、少しでも羞恥から逃れようと手のひらで自分の顔を隠した。
はやくもぷっくりと勃ちあがっている乳首は強調されたピンク色。
何度触っても色が変わらないから不思議だ。
「汗かいてるからかな。ちょっと湿ってる」
「んんっ、ん...るせっ、お前..っ」
指先で弄ぶように転がしながら、東雲は俺の乳首を至近距離で眺める。
この変態野郎が。
快感に悶えながらも、咄嗟に東雲の頭を鷲掴み「離れろ」という代わりに向こう側へ押しやる。
すると、意外と素直にやつは頭を離した...と思えば
「ちゃんと全部可愛がってあげるから、照れなくていいよ」
なんて、誰も期待していない勘違いをぶちかまして再び近づいてきた。
「はぁ!?...こ、んの..っ変態がぁ..っ、あっ..ひぃ、ぁ」
学校一のイケメンだなんだと騒がれる男の口から出ているとは思えない程のオヤジ発言につい腰が引ける。
しかし、容赦なく襲いかかる快感に俺は膝をがくがくと震わせた。
「お、っと..園原危ない」
「誰のせいっ、だと...んんっ、ちく、乳首ぃ..さわ、んなぁ!」
腰から崩れ落ちそうになる俺を支えるように、股の間にやつの膝が割り込んでくる。
こんなところでも身長差を見せつけられた様な気がして、イラっとしたのは仕方ない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
59 / 119