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考えたくないことを悟ってしまった俺は、あからさまに表情を固める。
そんな俺を見て東雲はあまりにも綺麗に笑った。
「園原の中に入りたい」
「嫌に決まってんだろ!」
食いつく様に否定した俺を見て、東雲はシュンと眉をさげる。
でた...。こんな例えも馬鹿馬鹿しいが、子犬のようなその表情に俺は弱い。
だからと言って折れるわけねぇけど。
だって、俺の中に入りたいってあれだろ。
東雲のデカイムスコを俺の中に入れるってことだろ?
俺だってそんくらい知ってんだぞ。
そんなホラーみたいなコト俺は絶対やりたくない。
「園原...」
お願い、とでも言いたげにじっと俺を見つめてくる東雲の瞳。
こいつ狙ってやってんじゃねえの、と疑ってしまうくらいそれは完璧な仕草だった。
俺よりガタイも身長も上回ってる男にこんな事されて、気持ち悪くないのは全て東雲の顔のせいだと思いたい。
「絶対嫌だぞ、俺は。ふざけんな」
「園原のココに入りたい」
ココ..。そう言いながら、東雲はズボン越しに俺のケツ穴を指の腹でぐりっと押す。
「..っ!?ふざ、おまっ...っ」
何してんだ、と目を見開いた俺から目をそらす事なく、東雲はグリグリと指を押し付けてくる。
この...っ、変態野郎が。
「やめ、ろっ...だいたい、お前キスはしねぇんだろ!?じゃあこれ以上もナシだろ!」
「.......」
キスはしないくせに、好きだという理由で男を襲うような宇宙人が、どれだけ理解してくれるだろうかと思いながらも咄嗟に叫ぶ。
それは、意外にも東雲の動きを止めた。
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