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「あぁっ、あっはぁっ」
俺はベッドの上で叫びながら跳ねていた。
両手両足は手錠ではなくベルトで固定され、ぎしぎしと音を立てる。
「あははっ、ほらほらぁ、どんどん入ってくよ」
春が楽しそうに歪んだ笑い声を上げる。
俺の全身には前に使われたものと同じ粘液が塗りたくられて、尿道、後孔にも注入されていた。
そしてぐちゃぐちゃになった俺の下半身に伸びる一本の管。
その先は尿道の奥へと繋がっており、恐らく膀胱まで続いているのだろう、何かが流し込まれる感覚がある。
そして訪れる強烈な痒み。
本来何かを入れるべきでは無い場所に、粘液を流し込まれたのは明確だった。
「ふっ、はははっ、ここの中が痒くなってさ、どうすればいいんだろーねぇ、あははっ、辛い?掻いてほしい?ほら言わないとわかんないよ?」
春が俺の下腹部を刷毛でそろそろと撫でる。
「いぁあっ、ひっ、ぁはっ、ああっ」
先ほど飲まされた薬の内どちらかが媚薬だったようで、それだけでも達しそうになるがカテーテルが入っているために出すことはできない。
狂おしい程の刺激の中、春が新しい道具を手にするのが視界の端に映った。
「んーと、これはどこに付ければいいんだろ」
コードの付いたピンク色の小さい球体を持った春の手が俺の身体の上を行き来する。
ぶぅうぅぅううっぅ。
「あ˝ぁあっ」
不意に訪れた震える様な刺激に視界がちかちかと点滅した。
「ははっ、何?気持ち良いの?ほら、良いなよ気持ち良いって」
絶対言わねぇ、この糞ガキ調子乗りやがってっ!
「あれ?気持ちよくないの?・・・ふぅん、なら分かった。もっといっぱいつけてあげる。
クリップも取ってこよっと」
春がベッドを降りて物置の方へと消えていく。
俺は、状況をまた一つ悪くしたことを悟った。
春が姿を消している間も身体の熱は上がって痒みは酷くなり、ローターの振動は止まらない。
唯一カテーテルは抜かれていたが既にかなりの量が流し込まれていたため、大した意味は無かった。
そして小さい紙袋を持った春が帰ってくる。
「とりあえずあるだけ持ってきちゃった、ふふっ、どこに付けよっかなぁ」
春は紙袋を逆さにして俺の腹の上に中身をぶちまけた。
俺は反射的にそれから目を逸らす。
だがローターから伸びたコードや冷たいクリップが腹の上で動き回る度に、皮膚が敏感に反応して俺は繋がれた身体を捩った。
そして数分後胸の尖りや陰部周辺、果ては穴の中にまでローターをクリップで固定した春が楽しそうに俺の目の前に何かのスイッチを持ってくる。
「イーチっ、持って来たのぜーんぶ付けちゃった。ね、動かしてほしい?ここも、ここも、ここも、ぶるぶるってしたら気持ち良いよ」
春がローターを付けた個所を丁寧に撫でていく。
「んっあぁっ、はっ、ぁあぅっ」
俺の掠れ始めた声に答えるように、春がゆっくりと口を開いた。
「あはっ、やっぱり動かしてほしいんだね、うん、それじゃあ自分で押してみよっか」
眼前のスイッチが更に距離を詰める。
「べろ、出して」
俺は口を・・・閉じた。
怒りを買う事は分かっていた。でもたとえそうだとしても、これ以上は、おかしくなる。
「・・・さっき僕が言った事もう忘れたの?イチは馬鹿だね。
イチは、僕の、言う事を、大人しく、聞いてれば、良いの。
・・・出来ないんなら、出来るまでお仕置き・・・当たり前だよね?」
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