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番外編「悪魔様ロリコン疑惑?⑤」
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「ふぇっきし!」
自分のくしゃみで起きる。
肌寒さが身を包んできた。
「さっみー・・」
腕をこすりながらふと横を見ると、俺様の分でもある掛け布団をすべて持っていってるルトが寝ていた。その体はもう子供の姿ではなく、いつもの大きさのルトに戻ってる。
その前髪をかき分け額に手をあてた。
「・・・ん、熱くねーな」
手をどけて今度はルトの額に自分の額をあててみる――特に異常なし。よかった、薬が効いたんだな。
「・・・・ん」
すやすや寝てるルト。
気持ちよさそうだ。
(どんな夢見てんだろうな)
すぐそこにあるルトの顔を両手で包んでじーっと眺めてると、ルトの瞼が震えた。そして
―――パチリ
「・・・・え、・・・・えっ?!」
目が開く。
すぐそこに俺様の顔がありパニクるルト。その口に自分の口を重ねた。戸惑いつつも、遠慮がちに返されるキス。うんうん、やっぱこれだよな。
チビルトはすんげー可愛かったけど、ルトの反応がないとつまらない。
顔を離して俺様はにやっと笑った。
「おはよ~ルト」
「っなっな、何この状況・・??!」
「お前昨日の記憶ある?」
「は?・・・・・あれ、俺何して・・・?」
やっぱか。
あの時のルトは完全に意識まで子供に戻っていた。どうして体が小さくなったのか、結局わからず終いだったが、まあ体が戻ったのならいいか。
ルトを抱きしめたあと、片手でルトの両手を縫い付けた。
「なにすっ・・・てゆかほんと俺、昨日何してたんだ・・・??」
「まーまーそれはいいからさー」
ルトの顎を掴み上に向かせ目を合わせる。
まだ良く状況が把握できてないルト。
「そろそろ俺様に、ご褒美くれない?」
「は?何をいっんむむ!」
何も心当たりのないルトには悪いが、昨日から期待させられ続けた下半身を慰めてもらおう。ここまで我慢した俺様、拍手もんだぜ。抵抗してくるルトを押さえつけて深く口づけた。噛み付くように、深く強く。
次第に抵抗の力が弱ってくる。
それを見計らってルトの服に手を伸ばす。
「って、あ、そういや俺様の服着せてたんだっけ」
「あっ・・・俺なんで・・・・え?」
俺様の服を着てることに今更気づいたようで、より戸惑ってる。その隙をみて服をずるっと勢いよく脱がした。
「うわあっヘンタイ!」
「いや今更脱がしたぐらいで悲鳴あげられても~」
「だって、そりゃ、なんかその・・・びっくりするだろ!」
「けけ、大丈夫だって。すぐに羞恥心なんてぶっ飛ばしてやるから」
「そう言われてもっんん・・・・っは・・そこっ」
前を右手で扱いつつ、ルトの平らな胸を舐める。
「んっ・・・はあ・・・・うっ、んっ・・・」
次第に濡れた色に変わってくるルトの声。前はすでにドロドロだ。風邪ひいたあとだからルトも溜まってんのかな?
ルトの赤くなってきた首元にキスをする。何故かその部分を押さえてルトは顔を赤くした。
「っは・・・服で隠せないとこは、んん!やめ、ろって言ってるだろ!」
「あーそゆこと」
にやっと笑ってルトの体から離れる。
「そう言われるとやりたくなるのが男の性だと思うんだが」
「っな!せ、性格悪いっん!・・・っ、やめっ」
腕や首元とか、服から見える部分に順番に吸い付いていく。本当に嫌みたいで髪をかなりの力で引っ張ってくるルト。ま、それぐらいじゃ俺様は引かねーけども。
ついでだし、関係ないところにも跡を残しとこ。
お腹、脇腹、背中、胸・・・。
下に行って足首、ふくらはぎ、あと太もも。
そこまでルトはぷるぷる震えて耐えていたが、俺様が太ももに近づくといやいやと頭を振り出した。
「や、やめっそこはほんとに!」
「感じちゃう?けけけ、ルト太もも弱いもんな~」
「~~ううっさいバカあ!!」
顔を足で蹴られる。
膝の間に俺様の顔があるわけだから、そりゃ蹴りやすいわな。その足を掴み、足を外側に開かせた。そのまま太ももの内側に吸い付く。
ビクビクと反応して涙を目にためるルト。
「ばかあ・・・・っ」
これは反則だと思う。
涙目で上目遣いなんて、そんな技術いつの間に習得したのルト。やばい、ルトのエロさに、下半身が痛くなってきた。時間もないのでルトの後ろに指をそわせ、そこにゆっくりさしいれていく。
一本、二本・・・三本目。
「いっ・・・・あ、あうう・・・・っく・・・」
気持ち悪さにか、顔をしかめるルト。
よしよしと撫でながらいつもの場所を探す。
お腹側の少し違う部分をトントンと叩いた。
「!!!!!っは、あ、あああっ」
「えっ・・・うお?!」
ルトの前から、勢いよく溢れてきた。
(まさか、今、ルト・・・)
「い、イった?」
「はあ、ハア・・・」
そっぽ向いて何も言わない。
しかしその顔は真っ赤に染まり目もとろんとしている。息も荒いし、前も先走りとは違うものが出てきていた。
「どんっだけ・・煽るんだよくそ・・・」
「あおってないっ!!て、待て待て!まさか最後までやるっき、うわあっ」
ルトの体を裏返して指を引き抜く。
すでに限界に近い自分のを取り出し後ろにあてがい、準備もほとんで出来てないそこに、そのまま突き入れた。
「っあああああ!!」
「・・・っ!」
キツイ。
ぎゅうぎゅう締め付けてくる。
でも一回イってるおかげで、俺様が好きに動ける程度の締めつけだった。後ろから抱きしめてゆっくり腰を揺らす。目の前の緊張してる背中をなぞり、前に手を伸ばした。
自分と同じタイミングで上下させる。
少しずつルトの声に色っぽさがでてきた。
「ルト・・・っ」
「っは、ッハ、ううっ、んっなんだよ!!」
「キレんなよ・・・せっかく気持ちいいのに~っ」
「これがっキレずにっあああっ、いられるか!」
「昨日の可愛げはどこいったんだか~」
「は??」
顔を後ろに向けて俺様の顔を睨んでくる。それをたぐり寄せて口付けた。
「なあなあ」
「っ、なんだよ馬鹿!早くイケ!!っあああ!」
「おじさんって言ってくんね?」
「はあ?????」
こいつ馬鹿か、と呆れた目で見てくる。
チビルトに結局ザクって呼んでもらえなかったわけだけど、逆にもう「おじさん」って呼ばれなくなると思うと、それはそれで寂しい気がした。
「なあ~?一回でいいから~?そしたら外で出すからさ~」
「んんっ、え、ほんっと、か・・・??」
「ほんとほんと~だからほら?」
「・・・・」
悩みつつ俺様の事を見つめてくる。
ルトにとって中出しを避けれるということは、かなり魅力的な条件なのだろう。
「お・・・・」
「お??」
ルトの小さな口が開く。
期待に踊る胸。
「・・・・おじ・・・」
「おじ???」
「・・・・・・・・・・・・・おっさん」
「・・・・・」
ぐったりとルトにもたれかかる。
ジタバタと暴れてるルト。
「重いって!てゆうかそんなこと言わせて何がしたかったんだよ!」
「いや・・・・なんか、もういいわ」
「はあ??意味分かんないんだけど」
「ま、ルトはルトってことだな~」
「ザクは馬鹿ザクだけどな」
「けけっ」
ルトには「おじさん」じゃなくて「ザク」呼びがちょうどいい。それがとても自然で安心するし。
「さーて、気を取り直してっと」
「ううっおっきくすんな!早くだせ!!」
「え、いいの、なかで」
「いくない!!約束だろ!」
「おっさん、だから無効で~す」
「はあ??ありえない~っ!!ううああ!」
強く突いてやると気持ちよさそうに鳴いた。ルトの細いお腹を撫でながら自分の欲望のために動く。
「あ~あ、子供欲しいなあ・・・」
「んんっあ、っく、いっ、」
「俺様とルトだと髪とか何色になるんだろ」
「っくうう、っでき、ないから!そもそも!」
「残念だ~けど、」
ぐぐっと大きくなる自身。
それを感じたルトが腰を引こうとする。
「――いっ、やめっばか、ああああっ!!」
「・・っく、・・・はっ・・・」
それを両手で引き寄せて、奥の奥に吐き出した。
俺様の吐き出したもので中がぬるっとしてくる。それを潤滑油にしてゆるゆる動かし、全て吐き出していく。俺様のとルトの中がなじむよう、たまに強く押し付けた。
「こうやってる内にデキたりしてな?」
「っ、ほんとに、出す、とか・・あ・りえない・・・」
「けけ、ルト、あーん♥」
ドロドロに濡れた俺様のをルトから引き抜く。そしてルトの口元へ持っていった。
「お口開けてごら~ん?」
「・・・・おい、きたない」
「ほーら、あーん♥」
「・・・・しないし、それ以上近づけたら噛み切る」
「ちぇ~(´ε`)」
ベッドから立ち上がり、シャワーに向かう。
ふと気配がして横を見るとルトが一緒に歩いていた。
「ルトもシャワー?」
「・・・・ん」
「けけ、一緒にあらいっこすっか?」
「なんでさっきから子供扱いするんだ・・・」
「いや~なんか癖になったわ~」
「ほんと意味わからない」
「また風邪ひいたらクシャミしてな~★」
「クシャミしてたのはお前だろ、馬鹿ザク」
それから二日後、
あの吸血鬼から今回のことを全てを伝えられたルトに、俺様は一週間程無視されたのであった。
その際に
「このロリコン悪魔」
と毒づかれたのだが、
俺様は断じてロリコンではない。
―――はず。
未だにルトに「おじさん」呼びを言わせようと挑戦してるぐらいには、ロリコンかもしれないけど。
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