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「ん…朝…?」
腰の痛みで目が覚める。
もう年か?
「おはよ、兄貴」
声の出処は、生汰。
「腰、痛くない?俺も兄貴のためにって張り切っちゃったから。」
「?腰…痛いけど…」
「ほんと?」
生汰は、俺の背中に回していた手を、腰に下げる。
「あっ、ぅ…くすぐった、い」
「ああ、ごめん。兄貴、無理させちゃったね。」
「何の話?」
「昨日のセックスだよ。あ、お腹痛くない?」
「ふーん。へ?お腹?」
「だから、コンドーム無くなったのにベッド汚したくないって中出ししちゃったでしょ?掻き出さないとお腹痛くしちゃうの。」
「ま、ままままままって!!」
え、セックス!?
俺と生汰が!?アーッのアーッでアーーーーーッってことなの!?
この話から察するに…
俺が女役だったんだぁ…
「でも、兄貴も俺のこと好きになってくれててよかった。」
「は?」
「両想いだろ、俺たち。兄貴が俺のこと好きだなんて…照れるなぁ…あ、思い出したら勃っちゃった。」
「は?」
「ごめん!兄貴!一回だけ!」
「ちょ!ちょちょちょちょ!!何言ってんの!?」
「兄貴…焦ってる顔も可愛い…。兄貴…」
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