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小説ですよー
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※吸血鬼と人間の話。死ネタ・・・かな?w
病気のこととか全然わかんないからフィクションです。
なので、苦手な方は逃げてくださいε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
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俺は、吸血鬼だ。
俺の恋人は、人間だ。
恋人にとっての一生は、俺にとっては一瞬だ。
永遠に一緒にはいられない。
そんなことはわかってる。
でも、好きだからしょうがない。
「ユキはさー、俺が死んだらどうする?」
「・・・・・・そんな縁起でもないこと言うな」
「いてっ!・・・だってさー、気になったんだもん。
ユキは俺がいなくちゃ生活していけなさそうだからさー」
「・・・和歌が死んでも大丈夫だよ。
和歌が生まれ変わるまで待たなきゃいけないからな」
俺がそう言うと、和歌は一瞬驚いた顔をして、それから嬉しそうに笑った。
・・・でも、すぐに泣きそうな顔になってしまって。
そんな和歌の顔を見て、俺は嫌でも悟ってしまった。
・・・・・・和歌の時間が経つのは、早すぎる。
「・・・・・・そっか」
「・・・ああ、絶対に待ってるよ」
「何百年、何千年・・・もしかしたら何億年もかかるかもだけど、絶対待っててね・・・?」
「・・・当たり前だ」
少し泣きそうな和歌の声に、俺もつられて声が震えた。
これが、俺と和歌の最後の会話になった。
翌日、和歌は・・・眠りについた。
まだ、22歳の若さで眠りについた和歌の顔は、とても美しかった。
和歌は生まれつき体が弱かったらしく、色んな病気にかかってしまっていたらしい。
中でも1番酷かったのは、和歌が死んでしまう原因となった肺炎だった。
どんなに治療をしてもなかなか治らず、治ってもまた肺炎になってしまう。
そして和歌は、肺炎の治療をするのをやめた。
錠剤での治療だったらしく、両親や医者には言っていない、俺と和歌2人だけの秘密。
それから、百年、千年、一万年なんてとっくに経ったが、和歌には未だに逢えない。
もう、年を数えることもしなくなっていた。
「・・・早く生まれ変わってきて、和歌」
俺は、そろそろ逝かなきゃいけないらしいからさ。
早く、早く・・・・・・俺のとこに戻ってきて。
「・・・・・・ユキ?」
懐かしい、声がした。
そっと振り返ると、和歌が、いた。
「・・・あっ、ごめんなさい!全然知らない人なのに・・・。あれ、なんで、涙が・・・?」
和歌は、俺のことを覚えていないらしい。
でも、ユキって名前を知ってるのは、和歌しかいない。
「・・・・・・おかえり、和歌」
「・・・・・・え?なんで、俺の名前・・・?」
・・・俺のこと、やっぱりわからないか。
それでも、いいや。
また1から始めて、俺のこと絶対惚れさせてやる。
「・・・お前、名前は?」
「え、でもさっき俺の名前・・・」
「俺もお前と同じで頭の中に浮かんだんだよ、誰かの名前がな」
「・・・・・・長谷部和架・・・です。
あなたは?」
「・・・・・・ユキ、だ。
・・・なあ、和架。今からさ、俺の昔話聞いてくんない?」
「・・・いいですけど」
「・・・あのな━━━━━」
これから始まる俺と和架の物語。
今度こそ、誰もが納得するようなハッピーエンドにしよう。
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オレンジの続き書こうと頭をひねらせてたら浮かんだ話です。
違う人種(?)だと、生きていられる長さって違いますよね。
例えば、犬と人間の寿命。
犬って10年くらいで死んでしまいますよね。
でも、人間は80年ぐらい生きていられる。
たった10年って思うかもしれないけど、犬にとっては10年ってすごく長く感じるのかな?と思って人種が別な2人で書きたくなって。
でも、人と犬で書くって難くね?擬人化書けないな・・・。って思ったら吸血鬼と人間の話になってましたw
・・・自分で書いてて思ったんですけど、ユキっていつ食事(吸血)してたんですかね?www
突然のマジレスすみませんwww
なんかすごい気になっちゃって(ゝω∂)てへぺろ☆←キモいですねすみませんm(。>__<。)m
まあ、こんな風にたまーに小説も入れていきたいと思います!
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