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18歳以上ですか?
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しょーせつー (♡ˊ艸ˋ)♬*
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┌───────────────────┐
│ │
│ピーターパンを素にしてます。 │
│でもピーターパンの話そんな覚えてない!│
│なので、殆どフィクション! │
│ │
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ \_(・ω・`)ココ重要!
失敗作の予感・・・!
それを踏まえて覚悟を決めて読んでください!
無理って思ったら逃げて下さーいε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
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「翔(かける)、何回言ったらわかるの?!
どうして洗濯も料理も何も出来ないの?!いい加減にして!」
「・・・ごめんなさい、母さん」
「あなたのごめんなさいは聞き飽きたわ!謝らなくていいから早く出来るようにして!」
「・・・はい」
僕は、母さんに嫌われている。
家事仕事が何も出来ないから。
ホントは、出来る。けど、自分で出来てると思っても、母さんにとっては全然出来ていないらしい。
だったらやる意味ないじゃん?
ていうか、母さんが自分でやればいいと思う。
「翔、また母さんに怒られたの?」
「あ、ごめんね歩夢(あゆむ)。うるさかったよね?」
「別に平気だよ。どうせ母さんが理不尽に怒ったんだろ」
「翔にぃ、大丈夫?」
「別に大丈夫だよ、叶斗(かなと)」
俺と歩夢、叶斗は兄弟だ。
俺たち兄弟は仲が良くて、2人とも俺にとても懐いてくれている。
俺は今18歳、歩夢は俺の1つ下で、叶斗は俺の5つ下。
2人とも俺とは違ってすごくかっこいい。
誰に似たんだろう・・・?父さんかな?
そんなことを考えながら、俺は自分の部屋のベッドに寝転んだ。
「・・・母さんがいない世界に、行きたいな」
ほんの出来心というか、2、3日自由に暮らしてみたいなーって思っただけだった。
ほら、ピーターパンの話みたいにさ、ちょっとだけネバーランドに行っちゃう的な?
まあネバーランドなんてあるのは童話の中だけだけどさ。
「へー、お前、母親のこと嫌いなんだ」
「嫌いじゃないけど、苦手・・・って、誰?!ここ3階だけど?!」
窓から話しかけてきた不審者は、ちょうどおれが考えていたピーターパンらしい格好をしていた。
「俺空飛べるから3階だとか関係ないんだよねー」
「・・・そういう設定ですか?」
「設定じゃなくてホントに飛べんだって!
あ、言い忘れてたけど、俺ピーターパンね」
「・・・へーそうですか」
さ、警察に電話しようかな?
えーと、119・・・あれ、110?どっちだっけ?
「・・・お前、信じてないだろ」
「・・・よくわかりましたね」
「しょーがないな・・・。
おい、ベル!」
・・・誰に話しかけてんだろう?誰もいなくね?
やっぱりヤバい人かな?
「なーに?誰か呼んだ?」
「うわぁっ!なんか飛んでる!!!虫?!」
「虫じゃないわ!」
ピーターパンと名乗る不審者のポケットから何かが出てきた。
いや、ホント虫っぽい。大きさとか色的に。
「失礼な人ね!私はティンカーベルよ!決して虫じゃないわ!」
「おお・・・!よく見たらデ●ズニーに出てくるティンカーベルみたいな格好してんな・・・」
「まあ、ベルは男だけどな」
「ふえうぁっ?!Σ(・ω・*ノ)ノ」
うっわ、びっくりしすぎて変な声出た・・・!恥ずかしい・・・。
いや、でもさ、ホントにデ●ズニーのティンカーベルみたいな格好してんだよ?!しかもめっちゃ似合ってんの!
これが男とかすっごいびっくりすんじゃん!
「もう、ピーター!バラすの早すぎ!もっと焦らすっていうかさぁ・・・!」
「ああ、ごめんごめん。
そんなことより、こいつをネバーランドに連れて行きたいんだけど」
「ああ、だから呼んだのね」
「ちょ、ちょっと待って!
さっきから気になってるんだけど、お前ら本物なの?」
「本物も何も、俺はピーターパンでこいつはティンカーベルだからな!」
「・・・お前が馬鹿なのはよくわかった」
ダメだ、会話ができる気がしない・・・。
うーん・・・ホントにこいつら不審者じゃないのか?
「翔、さっきから話し声が聞こえるけど誰かいるの?」
「翔にぃ・・・?」
「あ、な、何でもないよ、歩夢、叶斗!」
扉の外から歩夢と叶斗に話しかけられる。
この不審者を2人に会わせるのは教育的に良くないと思って誤魔化した。
・・・まあ、目の前にいる不審者が黙ってるわけもなく。
「ん?お前翔っていうのか!」
「ちょっと黙ってろよぉぉおおおお!!!!!!」
「・・・翔、入るよ」
ほらバレたじゃんか!!!
歩夢って怒るとめっちゃ怖いんだからな!
結構前に、歩夢に嘘つくっていうか隠し事してたら、めっちゃ怒られたんだよな・・・。
でも、何であんなに怒られたんだろう・・・?
「・・・・・・翔、その人・・・誰?」
「翔にぃ・・・その人・・・危ない人・・・?」
「俺はピーターパンだ!こっちのちっちゃいのはティンカーベル。
・・・そうだ!翔、こいつらも一緒にネバーランドに連れていけば問題ないだろ?」
「いや問題ありまくりだから!」
ホント馬鹿じゃないの?!ありえない!!!
連れてくとか誘拐だし!!!
「・・・ピーターパン・・・?ホンモノ・・・?」
「ああ!俺はピーターパンだ!」
「・・・僕・・・ネバーランド行ってみたい・・・!」
「よし、連れてってやろう!」
「わーい・・・!」
「「叶斗ぉぉおおおお!!!」」
叶斗信じちゃったよ!どうしようヤバい!!!俺の可愛い可愛い弟が誘拐される・・・!
「か、叶斗、あのな?こいつは危ない人なんだぞ?ピーターパンっていうのは嘘だからな?」
「・・・ピーターパン・・・いないの・・・?」
「ごめんなさい嘘ですピーターパンは現実にいます」
「ちょ、おい、翔?!」
「だってあんなに純粋な叶斗に現実的なことを言うなんて出来ない・・・!」
「うっ・・・!」
2人して叶斗に甘い僕達は叶斗に現実的なことを言えずに、黙ってしまった。その間も僕達の方を純粋なキラキラした瞳で見つめてくる叶斗。・・・可愛いなあ、もう!
「じゃあさ、歩夢。僕が叶斗と一緒に行くから、何かあったら警察に電話番号してくれる?」
「いや、俺が行く。兄さんにそんな危険なことさせたくない」
「ダメだよ。僕だって歩夢に危険なことして欲しくないもん。大丈夫だって!歩夢より僕の方が弱そうだから、何もされないよ」
「でも・・・!」
「お前達何話してんだ?ほら、行くぞ!」
「え、ちょっと、まっ!」
僕と歩夢は、あっさりと自称ピーターパンに抱えられて、空を飛んでるなう。
驚きすぎて口調が変わったなう。
なうの使い方がわからないなう。
そんなこんなで、ピーターパンに誘拐されました。
・・・無事に帰れるといいなあ・・・(遠い目)
続く・・・かも?
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