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ストーキングは最大級の愛情表現
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「陸(りく)ちん、かわゆす……」
俺は、今日も愛しいあの子を見つめる。
あの子は、今日も一人でもくもくと何かをノートに書きつけている。
「陸ちんの近くに行きたい……。そしてイきたい……」
愛しの陸ちんから、程よい距離をとって俺は図書館の長机に座っている。
この距離なら、こちらからは十分に顔を見れるし、書く事に夢中な陸ちんからは俺の存在は空気と化すだろう。
「はぁはぁ……」
自然と荒くなっていく息。
当たり前だ。もう陸ちんを見始めて10分も経ったのだ。
だから勃ったのは当然の事。
「陸ちん、陸ちん……」
聞こえない程度の小声で何度も何度も名前を呼ぶ。
ノートに何かを書き殴っている時の陸ちんは、とても集中しているみたいで少し声を大きくしてみても全く反応を示さない。
本音を言えば、もっと近くに、そう隣にピッタリくっついて座りたいし、その可愛らしい太腿を俺の手汗や手垢がべっとり着くくらい撫で回したい。
……ベトベトになるまで舐め回すのもアリだ。
でも、ストーキングという行為は相手にバレたら終わりなのだ。
バッドエンド。おまわりさんとランデブーコースに突入だ。
程よい距離で誰よりも長く、時間を共にし、誰よりも陸ちんを知ること。
それがストーキング。それが最上級の愛情表現だ。
「あっ……」
可愛らしい手で消しカスを払った際に消しゴムを落としてしまった陸ちんは、小さくいやらしい声を上げた。
俺の陸ちんのためのムスコも、アッと勃ち上がる。
椅子から立つのが面倒なのか、陸ちんは座ったまま腰を曲げて消しゴムを取ろうとした。
無理な体制のせいで
「……んっ」
と、喘ぎ声が……!!?
ムクムク育つ。
俺に似て、なんて正直なムスコなんだ。初めて聞く、陸ちんの喘ぎに見たこともないくらいそそり勃っていた。
どう責任を取ってくれるのか、とはち切れそうなズボンから陸ちんに視線を戻した時、陸ちんと目が合った。
……ヤバイっ。
焦ると人は意味不明な行動に出るらしい。
俺は咄嗟に陸ちんから目を離すなんてナイスな事は出来ず、何を血迷ったのか椅子から立ち上がった。
……ああ!ムスコも勃ち上がっているというのに!!
陸ちんの視線は先ほどまで俺の顔があった、今はムスコが“やあ!”している所で止まった。
固まった。
隠せないほど膨れ上がったズボン。
ポップコーンは弾ける寸前だ。
俺の立派なムスコをガン見する陸ちん。
不覚にもその天国と地獄を合わせ持つシチュエーションに強い興奮を覚えてしまったおバカなムスコは、陸ちんの視線を浴びながら……解放の時を迎えたっ!!
感じた事のない、うっかり逝ってしまいそうな快楽。
俺は全身のその衝動を受けとめた。
力を使い果たしたムスコと俺は萎み、椅子にへたりこんだ。
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